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エクセル家計簿をバージョンアップした

家計簿はもう10年以上エクセルで作っている。

エクセル家計簿と一言で言っても、その真価は使う人のエクセルスキルのレベルによってまったく次元が違うものになる。私も長い間、一応つけてはいるけどただ支出を記録するのみで、結局のところお金がどういう流れ方をしているのかはあまりよく把握できていなかった。

正直なところ今回のバージョンアップでもまだ、エクセルが得意な人からしたら物足りないかもしれないが、現在の私のスキルではそこそこ良いものになったのではないかと思う。

 


これまでも使えていたエクセルスキル

・ウィンドウ枠固定
・データの自動フィルタ
・手打ちのシンプルな数式
・セルや別シートの参照
・数式の絶対参照
・SUM関数
・SUMIF関数
・AVERAGE関数

今回覚えたスキル

・入力規則(リスト)
・IF関数
・ピボットテーブル

 



入力規則

入力規則は、費目や口座をその都度手打ちで記入しなくても選択記入ができるので便利。

IF関数

IF関数は、複数の口座の残高を同じシート内で出す時に使う。

=IF($G3="現金",J2+$H3-$I3,J2)

この数式の意味はこう。
G列=口座、J列=残高、H列=入金、I列=出金

G列に「現金」と書いてあるときは、
「一つ前の行の残高」+「入金額」-「出金額」を計算、
「現金」以外のときは「一つ前の行の残高」をそのまま記入

これによって、複数の口座の列を並べても数式を上からコピーしておくだけで、勝手に必要な金額を拾って残高を計算してくれる。

たぶん初歩的なスキルなのだろうと思うけど、これができるようになって格段にレベルアップした気分。

 

ピボットテーブル

ピボットテーブルは、支出の合計を出すために使う。
エクセル家計簿をぐぐるとピボットテーブルを勧めるサイトをたくさん見つけた。できそうもないなと思ったけれどあまりに皆さん使ってらっしゃるので、ここはひとつやってみようとチャレンジ。いろいろなサイトだけでは私には理解が難しかったので、Kindle Unlimitedを契約して、できるシリーズのものを参考にした。

 

 キモは、ピボットテーブルの作業ウインドウの下の4つのエリア、「フィルタ」「列」「行」「値」にどれを入れるべきなのかを理解すること。理解してしまえば当たり前なんだけど、初めて見るとなんだかよくわからない。こういうのは実際入れてみるのが早い。

「フィルタ」は表示する項目を選択できる。私は使っていない。
「列」は「月」を入れると各月の合計額が見られる。
「列」の「月」の下に「支払方法」を入れると、各月の支払方法ごとの合計額が見られる。
「行」は「費目」。必要な費目だけフィルターで選べるし、順番も手動で入れ替えられる。
「値」は「出金」。これによって金額が表示される。




これまでの家計簿でも年間の支出がわかるように一覧表を作っていたんだけど、口座ごとにシートを分けていた上にピボットテーブルなんて知らなかったので、なんとその都度手打ちで数式を入力していて非常に面倒だった。

それが自動で集計されるようになっただけのことなんだけど、打ち間違いなどもなくなるわけだし、必要な金額をフィルターで操作したりできるし、これはやはりエクセル家計簿で皆さんオススメされるわけだなあと思った。

今週は仕事以外こればかりやっていた。エクセルスキルアップにもなった。あとは収入を増やし支出を減らすだけだ…(泣)!