イタリア語検定を受けるかどうかまだ迷っていた時に、この本を中古で買った。
- 価格: 3080 円
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元値が結構高いと感じたし、とりあえず4・5級程度ってどんな感じか見てみたいという程度だったので中古にした。半額くらいだったので書き込みがあるかもなあとは思っていたけど、リスニング以外のすべての空欄に答えが書き込まれていてがっくし(泣)
しかしそこは気合で自分流に補修。
空欄の幅がマステの幅とぴったり一致という奇跡のおかげで、ひたすらマステを貼って書き込まれた答えを隠した。選択肢に○をつけているものは全部隠して選択肢の記号を書き込むという荒技。(じつは問題の番号を書き間違えていたりする)
この問題集はいったいいつ発行されたものなのか、どんなに探しても見つけられないのでもしかしたら現在販売されているものは内容が変わっているかもしれないんだけど、私が手にしたものには「4級のみ」とされている項目がいくつかある。
5級検定に向けての勉強を検索したときに、この問題集の「4級のみ」とされているものは全部飛ばした、と書いている人がいて、私もそれに習って飛ばして問題を解いていた。
「4級のみ」とされているのは、再帰動詞と、直接目的語と間接目的語の代名詞。
ところがつい先日改めて2019年秋季の過去問を解いて気づいた、これ、どっちも使われてるやん。。直接回答に関わるかと言われると微妙なところではあるけど、全然知らないと何なのかわからない。しかも、私が勝手に(これは完全に5級では関係なさそう)と判断してまだ手を付けずにいた条件法現在形の表現も、長文読解問題で使われていることに気付いてしまった。
これらは推測でどうにかなるところではあるかもしれないけど、やっぱり知っていると知らないとでは難易度が変わってくる。
5級だからって舐めてかかっているとボコボコにやられそうだ。初級者向けの内容については結構隅々まで網羅しておく必要がありそう。
ただし合格ラインを超えればいいということであれば、そこまで求められていないのかも。なにぶん今回が初の受検なのでわからないことだらけではあるけど、とにかく合格、そしてできるだけ高得点を目指してがんばりたい。
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検定について検索している中で、検定協会の会計事情が相当厳しいことを知った。
賛助金ご協力のお願い|[伊検] 実用イタリア語検定試験|イタリア語検定協会
私は寄付への抵抗は少ない方で、もし資力に余裕があれば寄付したいところだけど、収入が不安定な現状、寄付するか非常に悩むところ。
たしかにイタリア語学習の目標に最適だと思うしモチベーションになる。合格したからどうということもないレベルであっても、検定があるとないとでは学習意欲はだいぶ変わってくるだろうと思う。
でも今の社会情勢では寄付したい団体が増えていく一方で、いったいどの程度自分が協力するのがふさわしいのか戸惑ってしまう。毎月続けているごく少額のあしなが育英会に、ビッグイシューのコロナ緊急3ヶ月購読、それに各災害やアフガニスタン問題などと比べればどうしても、なくても困らない側に回ってしまうのはしかたない。
もし検定が必要なレベルがあるとしたら3級以上で十分なのだろうと思うけれど、そうすれば逆に受検者が減って運営に支障をきたすことになる。
厳しい時代になったな、と感じる。
これが協会への会計貢献になっているのかは定かではないけれど、個人的には過去問購入で協力できていればいいな、と思っているところ。
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