N-moca LIGHT

Everything should be okay because YOU ARE ALIVE.

「N-moca」とは

初めてネット上にアカウントを作ったのは15年ほど前のこと。IDとかアカウント名とかニックネームとかを考えるのが本当に苦手で、ずっと本名である「naoko」とかそれに何か足したり引いたりとかでやってきた。

ネット上で実名で活動するっていうことにはやっぱり抵抗が強かったけど、「なおこ」という名前はとてもありふれているのでこれくらいならいいかなと思って使ってきた。

昨年末のグレコンでちょっとした意識改革があって、その後ネットで活動するならちゃんと注目を引くことを目的にしたいし、そのためには発言に責任感を持てるようにと思い、今年はずっと実名を使ってきた。

それがここに来てハンドルネームをつけることにしたのは、匿名に隠れたくなったとか実名の危険性を感じたとかではない。

私の名前は「山田直子」です。
Mi chiamo Naoko Yamada.

というわけでツイッターは「Naoko Yamada」でやっていたし、ブログも「Naoko」でやっていたんだけど、時々注目されているニュースなどに関してツイートした時、プロフィールを覗きに来てくれる人がいる。

どういう意図でプロフィールにアクセスしてくれたかはわからないけど、もしかしてその人の知人に「やまだなおこ」という人がいて、「このツイートは自分の知っている「あの」やまだなおこさんかしら」と思わせているのだとしたら、全国のやまだなおこさんに対して申し訳ない。余計な冤罪に掛けられているようなもの、である可能性も否定できない。

今までも同じ「なおこ」という名前でかぶることはよくあって、その都度いろいろ工夫して個性を持たせたりしてきたけど、同姓同名の人に対して思いを馳せるのは初めてだった。そこでとうとう本腰を入れてハンドルネームをつけることにしたわけだ。


条件は、ずっと使っていけそうな名前、自分と関連のある名前、パッと見た感じ印象が悪くない名前。

なおこの「N」はやっぱり使いたいところ。以前にもNから始まるイタリアの人名を調べて付けてみたことがあるけどまったく馴染まなかった。既にある人名などを名乗るのは私の性に合っていないらしい。

はっきりと実名ではなくニックネームとわかる感じが良い。今考えるなら、やっぱりイタリア語を使うのが私っぽい。

というわけで名字の山田をイタリア語っぽく表現するなら、ということを調べてみたけどさっぱりわからなかったので、普通に山と田に分けることにした。

山:montagna
田:campo di riso

田は要するに「米用の土地」みたいな感じらしい。ということは「campo」だけでは田んぼを意味しないのかもしれない。

しかしこの2つの単語の頭をくっつけると「mo-ca」。モカと聞いて思い浮かべるのはコーヒー。コーヒーは今の私の心の安らぎ。今年の春先あたりからドリップして飲むようになった。なんと、私っぽいではないか。

というわけで名前のNをくっつけて「N-moca」。「Nmoca」だと一見どう読むのかわかりにくい。ハイフンでつないでいるだけで、「えぬもか」って読むのかな、って思ってくれそうである。

なお、名前の「直」と「子」もイタリア語にしてみたけど、「直」は自分のイメージでは「まっすぐ」の「diretto」、「子」もいろいろな意味があるけどまあ普通に子どもってことで「bambino」、これを合わせると「di-ba」。うーん、「Diva」?いや私歌下手だし。ピンとこないな。というわけで不採用。


そんな経緯で決まった「N-moca」という新たな名前、結構気に入っている。その昔「Green* salad* bowl*」という名前のブログをやっていた。「深呼吸、そしてその先へ」という名前のブログもやってたな。どちらもただの日記というかほぼ愚痴日記だったけれど、名前だけは気に入っていた。それに匹敵する好印象である。今後長続きできそうな名前を思い付けて満足している。