N-moca LIGHT

Everything should be okay because YOU ARE ALIVE.

寄付したお金の使い道

寄付した後で、大使館に送ると武器に使われるのでは、という危惧を見かけてモヤモヤ。

大使館のこのツイートを見つけてほっとしたけど、じっさいのところはどこの団体に送っても自分の寄付がどんなふうに使われるかわからない。

東日本大震災のときには、そういう詐欺もニュースになった。信じて送った団体が我欲を満たすために集めたお金を使っていたと。

そもそも無名の団体は信用しない、ということも一つの知恵かもしれないけど、名の通った団体なら安心なのかというとわからない。

どんな団体でも活動のために自身を満たす必要はあり、金を少々出すから奴隷のように働けと言わんばかりの寄付なら出さないほうがマシだ。

東日本大震災以降、様々な自然災害、事件、事故などで、日本人にも寄付という行為が根付いてきたように思う。その間に、寄付リテラシーとでも言うべきものも、学んでいるのだと思う。

私はあしなが育英会に毎月2000円の寄付をしているけど、それがどういうふうに使われていたとしても文句は言わない、私の収入では少なくともその程度は寄付するに値する活動をされている、という意味で2000円にしている。

子どもを育てるとしたら当たり前だけど月2000円で済むわけもなく、本当はもっと出してもいいくらいだけど、自分の納得感を優先している。

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新宿の全感覚祭の配信についさっき気が付いて、まもなくGEZANのライブが始まるところ。

行動する人にごちゃごちゃ文句を言う人もいるけれど、文句ではなく自分が信じた通りに行動するなりしないなりすればいいだけ。

私はやっぱり戦争反対っていう言葉は、当たり前だけどその割に真実を包み隠してしまうような、それはそれで全体を熱狂の渦に巻き込むだけのような、違和感に似た感情がある。

やってることは人を殺したり傷を負わせたり財産や自由や安心を奪ったりということで、そういうことを国家がやってるのを戦争と呼ぶんだというのはわかるけど、平時ならそんなもの反対を叫ぶまでもなく単純に犯罪として扱われるのに。

繰り返すけれど戦争反対を訴える声を軽んじているわけではない。自分の正義を行動に移せるというのは尊いことだし、共感する人々の心の受け皿にもなる。GEZANとマヒトくんの行動力は、尊敬しています。

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YouTubeでボグダンさんのことを知った。幼少期を日本で過ごされたということで、めっちゃ関西弁。そして驚くべきポジティブ思考。

ウクライナ人の精神力の強さが図らずも明らかになりプーチンに感謝しているという発言は、私もスピリチュアルで学んだ思考回路で、これからの時代に必要だと思う。

憎むべき相手を憎んでいたって自分の気持ちが腐っていくだけで、それは二重に相手からダメージを食らっているのと同じこと。そういうことにもっと人々が気付いていけばいい。

youtu.be
【中継】「ウクライナはどんな武力にも、精神的な強さで立ち向かう」キエフ在住・ボグダンさんに聞く(2022年3月4日放送) - YouTube