N-moca LIGHT

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バッチフラワーが怪しいかどうかの話

サーチコンソールを見てると「バッチフラワー 怪しい」というキーワードがあった。私のブログにアクセスしたわけではないようだったけど、これに関して思うことを書いてみたい。

まず、バッチフラワーが怪しいかどうかについて検索している背景は人それぞれ異なるだろうと思う。
人から聞いて使ってみたいけど慎重になっている人。
家族や親しい知人がバッチフラワーにハマっていて心配な人など。

第一に、目に見えない世界をどのように捉えるかという、個々人の価値観によって評価が変わってくることであり、「その人が発しているエネルギー」とか「波動」とかいう話にアレルギーがある方にとってはまさにそのものであるので、怪しいものと切り捨て近寄らないのが正解である。但しその価値観を他人に押し付けるのはまた別の話。

次に、波動についてはなんとなくわからない気もしないではないが理解できると言い切ってしまうと、世間からトンデモ扱いされるのを恐れて信じるかどうか慎重になっている人。
その態度は素晴らしい。過去の自分を褒めるようだけど。それで間違っていない。

目に見えない領域は確証を立てにくいので、それをいいことにあくどい商売をする輩がいっぱいいるのは確か。なので慎重になるに越したことはない。試してみるにも使うのは自分の大切なお金である。体のいい言葉に酔わされてパーッと使ってしまって効果がないと感じたときに泣くのは自分。

さて。

私はちょうど一年ほど前、バッチフラワーレメディをよく飲んでいた。もうほとんど最後の砦というか、藁にもすがる思いで、依存性はないというので何本か試してみることにした。

その時に知った方法により、数時間ごとに数滴を水に垂らして飲んでいた。これは、じっさいに精神的に安定するのを感じた。

ただし今はもうほとんど飲んでいない。正直なところ、自分にとって目新しいものであったし、他に頼れるものがなかったのでレメディーにすがっていただけだったと言える。

と言ってもその効果を信頼していないわけではない。自分なりに本を読んで勉強して、これはいったい何が起きていてどういう作用があるのか、考え理解しようと努めた。その結果、一定の信頼は置いている。

バッチレメディーは要するに波動を調整することを助けてくれるものなのだ。例えるなら、特定の気分を直すのが得意な友達がレメディーの数だけいるみたいな感じである。

ラーチなら「自己信頼」という分野においての調子が崩れているということであり、ラーチを飲むということは、一緒にいると自信を回復しやすい人と話をする、触れ合う、というような感じ。

インパチェンスなら「ヒステリック、イライラ」の分野の調子が崩れているときに、一緒に過ごすとイライラを忘れやすい人と一緒にいる、みたいな感じ。

つまりあくまでもサポートにすぎないのだ。西洋医学の病院でもらう薬のように直接なんらかのホルモンや臓器に働きかけるものではなく、あくまでも自分が発するエネルギーを整えるサポートをしてくれるものであることを理解することが大切になってくる。

だから「どれだけインパチェンスを飲んでもイライラが治まらない!こんなものはデタラメだ!」と思ってしまうとしたら、それはそもそもレメディーを勘違いしているということになる。

いくら一緒にいると機嫌がよくなりやすい友達と一緒にいるときでも、自分のメンタル状態が酷く荒れていたらその友達だってお手上げだということはイメージできるだろう。そういうことなのだ。肝心なのは自分が自分を理解しどうすればバランスを取り戻せるようになるのか考え、その助けとしてバッチレメディーを使う、というのが正しい使い方になる。

ということは、別にバッチレメディーじゃなくてもいい、とも言える、ということもわかってもらえると思う。

バランスを崩している分野について自分なりに向き合い理解しバランスを取り戻すことができればいい話なので、別に好きな漫画を読むとか音楽を聴くとか歌うとかでストレスを発散し、落ち着いてから何が問題だったのか振り返ってみる、という、ごく一般的なストレス解消&対処法でもいい。


私はメンタルの調子をどれだけ崩しても絶対にクリニックには行きたくない派だったので、それほど調子を崩している人にとってバッチレメディーがどれほど効果を発揮できるかについてはなんとも言えないところだけど、そもそもバッチ博士はそういう状態の人を助けるためにレメディーを作ってるわけだし、レスキューレメディーもあるくらいなので、使い方が正しければ効果があるのだと思う。


バッチレメディーはホメオパシーをヒントに発見、発明されたものであり、この分野はいまだにどうしたって疑似科学とかオカルトとかトンデモとかいう言葉が襲ってくる。しかたない面もあり、自分が実際にトンデモの側に立ってしまうことについては慎重にならざるを得ないけれど、時代も時代だしそろそろ人間の精神的な存在についての理解が深まりつつあるのも感じる。

スピリチュアルをテクニック的に語る向きには私は抵抗を感じるけれど、だからといって全面否定する向きにも抵抗を感じる、というかもはやそういう人のことは信頼しないことにしている。

そういう中で、自分は何をどれだけ信用するのか、どれだけなら試しにお金を使ってみてもいいのか、すべては自己責任ということを前提として、あくまで理性的な態度で接する分にはなんら怪しいものではないと、私は考えています。

【追記】アクセスが増えてきたようなので補足を書きました。
naoko-y-life.hatenablog.com
nmoca.hatenablog.com



参考記事
バッチフラワーとの出会い - N-moca : Life Diary
12ヒーラーズと星座のこと - N-moca : Life Diary

バッチレメディーについて勉強してみたいなら、この本だけでいいと思う。やはり考案者自身の声を知るのが最適である。


[Posted at 18:00]