ジャズの漫画があるらしい、とは小耳に挟んでいたものの、そもそも漫画とかコミックとかは縁遠いもので読む機会がなく、登場人物すらろくに知らなかったのですが、音楽を上原ひろみちゃんが担当するという音楽ニュースをちらほら見るようになり、これは行っとくべきかも？と心に留めていました。
ジャズは興味あるものの名前とか聞いても全然覚えられない。自分が下手の横好きで弾く素人ピアノやウクレレでもジャズっぽさが出たら楽しいな、と思い、それぞれ楽譜を買って弾いてみたりはするし、AppleMusicでも時々はジャズを聴いたりします。
とまあそれほどジャズに対してもこの作品に対しても熱量は高くなかったんですが、水曜のサービスデーに行けそうだったら観ようかなと思っていたら、あれよあれよとスルスルと。ちょうどよい時間に映画館に到着。あーこれは観ることになってたな、と確信。人生の流れを信頼し身を任せるってのは本当に大事なことなんです。まあそれはさておき。
映画の感想ってネタバレとかいろいろ気になるところでいったいどこまでがネタバレになるのかわからないんですが、以下はネタバレを含むかもしれないって前提で感想を書いていきたいと思います。
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最初に結論を述べておくと、おもしろかった！！！めっちゃ観に行ってよかった。し、周囲はシラーっとしてるように感じましたが私はひとりボロボロ泣きました。まあわりかし映画では泣くタイプです。
ジャズのアニメ映画なので当然ながらジャズを演奏しているシーンは多いわけですが、ジャズをアニメ化する苦労を見たような気分にはなりました。難しいんだろうな、と。実写とCGを混ぜて使っているような描写が演奏シーンでは結構あって、それに関しては観る人によって反応がいろいろありそうだな、と思いました。
私は結構細部が気になるタイプなのでやっぱり気にはなりましたが、音楽がひろみちゃんという前情報があったこともあって、ピアノ演奏の描写では脳内で勝手にひろみちゃんが演奏してるように再生されたりしていました。
そういう意味でも音楽がBGMではなく作品として成立しているからこそ成立している映画、とは言えるかもしれません。
あとは、下手なりに楽器がうまくなりたい、と思っている人にもなんらか心に響くものがあるんじゃないかと思いました。玉田くんがさ…、もう、たまらんす！
BLUE GIANT、ありきたりな感想ではありますが、観るなら映画館で観るべし！おもしろかった！私も楽器上達がんばります！
[2023-03-08 20:26]
