N-moca LIGHT

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はじまりの記念日

2018年5月20日、渋谷O-EASTに行った。

LOSTAGEのアルバム "In Dreams" のリリースツアーは、どんな日程だったのか詳しくは知らないけれど、当時の私にとっては十分、全都道府県ツアーに匹敵する内容に感じていた。

会場はどこも小さいライブハウスで、ファン層から少しズレてそうな気がする自分が行くにはちょっと怖い。だけどツアーファイナルはO-EASTだという。

O-EASTなら行ったことがあったのでイメージできたし、あのキャパならフロアに紛れていても怪しまれない。大きい会場の利点。どういう自分だろうと行きやすい。ただ、東京、そして日曜。月曜の朝に帰るわけにはいかない。

LOSTAGEはアンコールからが長いという噂も目にしていた。残念だけど本編はなんとか最後まで観れそう。時間次第だけどアンコール前に出ればいい、と考えていた。

でもなかなか会場を出る気になれなくて、ギリギリまでねばった。アンコール2曲目のイントロを聴きながら泣く泣く外に出て、道玄坂をダッシュした、記念の日。

そしてその日が新たなツアーの始まりの日。
さらに新月。

なんて印象的な日なんでしょう。

あの日の私と同じように、泣く泣くダッシュしてる人、遠路はるばる駆けつけた人、きっと大勢いることだろう。良きスタートになったに違いない。

***

ツアー初日ということで、新譜販売の初日でもあるわけで。先日の巡礼ラジヲで五味さんがナンバリングの話をしてたので、私の感想を。

まず、最初に手作業でパッケージをやるって決まったとき、え?あれもやるの?盤面にシール貼るの?などなど素人の趣味的な様子を思い浮かべたのと同時に、まさかそれはしなくても五味さんなら間違いなくやるだろうと思ったのが、シリアルナンバーの封入だった。

そしてそれが明かされたとき、「ああ、きっとやりそうって言わなくて良かった!」と心底思った。五味さんのことなので、私がそんなことを言っていると知ったらアイデア撤回してしまうかもしれないから。

もう5年以上観察し続けているのだ、すぐ傍に居なくてもわかることはいろいろある。もしかしたらすぐ傍に居ないからわかることだってあるかもしれない。

ナンバリングが嬉しいのは、1番の人かなと思う。あとはメンバーの誕生日とか、個人的に思い入れのある数字が当たったときとかね。

小牟田さんが言っていたような、五味さんが一つ一つ手作業でやっているという意味で私が最も貴重だと思っているのはやっぱり通販の手書き伝票なので、そこらへんは受け取る人によって喜びの大きさは変わってくるだろうと思う。

私は来週の土曜日に買う予定で、メンバーに納品された商品がどういうナンバーになっているかで何番あたりになるかわからないけど、まず最初に狙っているのは117ね。

次に思い入れと言えば729か705だけどそれだとずっと買えないし。
二桁なら五味で53とか。77年生まれで77とか。

ナンバリングの趣旨とはズレてるだろうけど、意味を感じる数字を当てられるかっていうのも私の楽しみの一つ。

でもとにかく曲ですわ。今日買う人も買わない人も、ライブ行った人はまず間違いなく新譜全曲聴いてるってことなので、それが羨ましいなあ。クラフトロックでやるとしたら、ノーエスケープと胎動と平凡。それ3月末に聴けてるんでもう一押し!期待したい!

さて、そろそろライブも終わって長蛇の列ができる頃かな?今日は1番から売るのかなー?ゲットできた人、おめでとうございます!(予祝🎉)

[2023-05-20 19:20]