N-moca LIGHT

Everything should be okay because YOU ARE ALIVE.

どうやら杞憂だったらしい

西洋占星術のホロスコープを読むには出生時間が必要なんだけど、自分以外はわからないことのほうが多い。五味さんの出生時刻もわからないので、仮に5時33分(ごみさん)で読むと、これがなかなかピッタリ来るので五味さんのチャートを読むときはこの時間で読んでいた。

LOSTAGE the TOUR、初日は新月かあ、個人のチャートではどんなもんでしょ、と軽い気持ちで見てみると、すんごい図形が描かれていた。

これはヤバい。これはマジでヤバい。ああああ何か起きたらどうしよう、、。一人で勝手に不安を募らせていた。ある日、酒の勢いだったかなんだかでとうとうツイッターで口を滑らせてしまった。そして大いに反省し、もう五味さんの運勢を勝手に読むのはやめようと心に決めた。

ハラハラしながら初日の出発から二日間のライブの様子をツイッターで窺っていたけれど、どうやら私の心配のタネはポジティブなほうに働いたようだ。内々でしかわからないことや参加した人にはわかることとかもあると思うけど、激しいエネルギーを示唆するアスペクトは、バンドの色をより強め観客をより惹きつけるほうに現れたのだと思う。

【解説】

1.サインカスプ上にいる火星・冥王星・木星のTスクエア

これは地球上の人類全員向け、ゆかりさん言うところの「全体の空模様」としての複合アスペクト。
このところ地震が多発していたり、あちこちの火山でも小規模の噴火が見られたり、感染症の増加傾向が報道されたりしている。私が最も心配していたのがこれで、大規模な自然災害の被害を受けてしまってはどうしようもない。じっさい南太平洋で大きな地震があった。幸い日本には影響はなかったようす。最初にM7.7の地震が起きたのがツアー初日の前日の昼だったので、この時に(あ、これは日本はこれから数日は大丈夫かも)と少し不安が軽くなった。

2.N木星・N水星・T土星・T月のグランドスクエア

T月とT土星がN木星とピタピタのTスクエア(3星とも6度33分)を作っているのがヤバい。N水星はオーブ1度程度なのでタイトと言えると思う。五味さんの水星は金星とほぼコンジャンクションなので、N金星もこのアスペクトの影響を受ける可能性がある。
スクエアとオポジションはともに「睨み合い」「言い争い」みたいなイメージで、グランドスクエアは関係する星が互いに激しく言い争っているようなイメージ。しかしこれは見方を変えると「血気盛ん」とも取れる。つまりこのグランドスクエアがライブパフォーマンスに吉として働いたのではないかという予想。実際観てないしあくまで予想だけど。

3.N冥王星・N海王星・T天王星のヨッドとN天王星・T天王星のオポジション

天王星は変革改革、海王星は曖昧なものや溶け合うこと、冥王星は心の闇や無意識下を取り扱うとされている。表面的な変化はなくても心の奥のほうで変化が現れていたりする。例えば、今の仕事をやめたいと思いながら続けているけど、これらの天体のアスペクトが来た時に(これはもう今やめるしかない)とか(やり方を変えてみよう)(上司にはっきり意見できるようになろう)とか決心する、など。

ヨッドは「神の指」とも呼ばれる複合アスペクトで、宿命的な出来事を象徴するとされている。自分の意志では抗えないような何か。それが天王星同士のオポジション=天王星のハーフリターンと組み合わさっている。人生における転機が来たり、何かしら変革を加えていかねばならぬと腹を括らざるを得ない時期だったりする。ということは外面的には結構なショックを感じる出来事が起きる可能性が高い。その出来事によって変化を起こす決意をすることが多いと思われる。

しかしこれもポジティブな方向に働いたのだという予想。それは五味さん自身にしかわからないことで、もしかしたら五味さん本人も意識的にはとくに変化は感じていないかもしれない領域の話。あるいは今回のアルバムの特異さがもうすでにこの天王星のハーフリターンの現象化と言えるかもしれない。

4.新月

言わずもがなの新月である。太陽と月が重なる時は、人々のエネルギーが活発になり、問題行動に巻き込まれたりする可能性もある。

5.T太陽のソフトアスペクト

結構な激しさの複合アスペクトがわんさかある時期だったけど、現行の太陽が現行の火星・海王星・冥王星とソフトアスペクトを作っている。
ハードアスペクトは「ケンカするほど仲がいい」みたいな感じとすると、ソフトアスペクトは「何かあったら気軽に誘う友だち」「一緒に居て気が安らぐ友だち」と言えるかもしれない。協調性があるので助け合えるのだ。ただしそういう間柄だからこそなあなあになってぬるま湯みたいなデメリットとして現れる場合もある。
とは言えこの場合では、火星・冥王星という激しい睨み合いにおいて、我らが太陽系の主がそれぞれになだめているようなところもあり、かつ芸術とは切っても切れない海王星とも調子が良い。

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というわけで総合的に見て、五味さんがいろいろな感情をうまく昇華しポジティブな現象化に成功した、ということだろうと思う。

人によってはこのエネルギーに負けてしまい、爆発させるところを誤ったり、焦りから思い詰めて危うい方向に走ってしまったりということも十分考えられると思う。そこは、五味さんの底力を見せつけられたって感じでしょうか!

いやはや、すごい人やで、まったく。全然目が離せません。観察は続く!

[2023-05-22 17:00]


クラフトロックフェスのMCで明かされた真実。激しいエネルギーはベースを破壊したとのこと…!

壊れたのがベースで良かった。良くないけど良かった。

[2023-05-27 19:10]