ちょっと前にDEEPブログに自己紹介記事を書いたのですが、このブログ向けにも書いておこうと思います。5000字に迫る超長文です。INDEXご活用くださいませ。
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【INDEX】
Profile
和歌山県北部出身在住、1977年7月生まれの現在47歳、山田七緒子と申します。
N-mocaは屋号のようなもの、本名は「直子」ですがペンネームは「七緒子」と記しています。
大学で神戸に4年間出たあと実家に戻り、両親が営んでいる専門士業事務所の手伝いのような仕事をしています。
学生時代は普通に交友関係を築いてきましたが、30歳になる直前に婚約者と破局した時点で生涯独身を覚悟、その後友人関係にもつまづき、今はおひとりさまです。
性格は一匹狼タイプ、動物占いはクリエイティブな狼、MBTIではINFJ。
あれこれ探究し分析し俯瞰して眺める、とかが好きでそういう内容は『N-moca DEEP』に綴っていますが、このブログでは日々の生活で気付いたこと、できたー!こうするといいよ!みたいな内容や、ライブの感想などを綴っています。
趣味の音楽のこと
幼い頃、姉がピアノを習わせてもらっているのを見て自分もやりたいと言ったらしく、中3卒業までピアノを習っていました。小学校でも高学年のときは合奏部?のような活動をしていました。
中学は3年間吹奏楽部、アルトサックス担当。高校は3年間音楽部、という名の合唱部ですが、ほとんどピアノ伴奏担当でした。部長でした。
という具合に誰かとセッションする楽しさ自体は知っているのですが、性格がソロプレイヤーだということに加え、精神的な未熟さから団体活動に支障をきたすような出来事もありました。
自分は向いてない、大学ではもう一切音楽から手を引こうと決めた結果、勧誘に負けて書道部に入部。何度もやめようとするのを阻止され卒業を迎えます。授業でできた親友は私よりおとなしいようなタイプの子でしたが、軽音部でした。すごくうらやましかった。
でも私にとって軽音部って、近寄りがたい存在でした。こわい、でもやってみたい、でもこわい。酒やタバコのにおいとか、遅い時間に集い騒ぐ、みたいなのは私にとって真逆のタイプの人々。とてもじゃないけど近づけない。そうしてバンドとは無縁なまま大学時代を終えます。
卒業して数年後、突如RAG FAIRにハマります。当時ライブハウスツアーをやっていて、大阪はなんばHatch。でも私にとってはライブハウスってこわいところなのです!そこで親友を誘い、ついてきてもらいました。それが私のライブハウスデビューでした。
その後、追う対象が変わるに連れ、小さい箱も増えていきました。それは私にとってチャレンジを伴うものでした。会場が広ければ広いほど自分がただの人でいられるけど、数えるほどしかいない空間では、誰もがその人という人格を持った人になる。SNSでめちゃくちゃバズっている投稿にはいいねも付けやすいし引用コメントもしやすいけど、フォロワーいないわ言及するような要素ないわみたいな投稿に対してはいいね一つつけるのも責任感のような重さが伴う。それと同じ。
でもたぶんそういうチャレンジも私に必要で起きている。だから、行きたいけど行くのはこわいライブに出会う、見たい(体験したい)から行く。そのチャレンジを成し遂げるのに相応しい、どうしてもそのライブが見たいと思わせるバンドに都度出会わされ、2017年にLOSTAGEと出会います。そうです、『In Dreams』です。
LOSTAGEのこと
ライブハウスによくライブを見に行くようになったのが2007年頃のこと。バンドファンの人はご存じのように、特定のバンドのファンであっても他のバンドも名前くらいはいろいろと知るようになります。LOSTAGEも当然名前は見たことがありました。でも前述の軽音部のようなイメージで、私とは無縁と思っていました。
LOSTAGEと出会う前、私はバンドファンというクラスタに疲れ、もうバンドはええわ…と思っていました。2015年頃のことで、それでもやっぱり自分にとっての心の逃げ場は音楽でした。そんなときにFLAKE RECORDSを知りました。ある時、DAWAさんがTHROATのことをつぶやいていて、五味さんがバンドマンでありながら店舗を経営していると知りました。
「DAWAさんにしろ五味さんにしろ、こういう方々っていったいどうしてなんというか自分より一段も何段も上にいるんだろう、私と同じ人間のはずなのに。」
この疑問は、私の生来の道と思しき「人間存在の探究」を加速させました。
DAWAさんのツイートをのぞいていたある日、『In Dreams』発売についての説明ブログがRTされました。それが、直接のLOSTAGEとの出会いでした。完全DIYのその心意気に心底感動し、正直音楽は私には合わないかもしれないけど買ってあげよう(感涙)と思い、注文ボタンをポチッと押しました。
商品が届き、開封すると、そこには五味さんの手書きのシートが入っていました。まあ~…これは…ファンの人はうれしいやろうねえ…とおばあちゃんのような気持ちになりながらマジマジと眺めた後ふと宛名伝票を見ると、そこにはシートと同じ筆跡の文字が書かれていました。そしてさらに心がほこほこしました。
音楽は、うん、わからんではない、みたいな感想。でしたがだんだんと(聴こっかな)と思うことが増え、たびたび聴くようになっていた2017年12月のクリスマスの頃、突如ハマりました。止まらなくなって急いでNU茶屋町のタワレコに置いてるものを買えるだけ買い、iTunesで買えるものを全部買い、iPodに入れてあほみたいに聴き続けました。それが私のLOSTAGEの始まりです。
その時で既に40歳。独身で結婚する気もないので、親が引退した後の仕事のことを考えておかないといけません。ライブで金銭、時間ともに散財していい時期は既に終わっていました。
このライブで卒業だ、このタイミングこそ卒業にふさわしい、と思いながら気付けば7年。今夏のツアーファイナル、CLUB CITTA'のライブの日、早朝に羽田に到着した後東京で歩き回った結果、ライブが始まる前にどっと疲れていた私は、これこそ本当に卒業ライブになるな、と腹を括りました。LOSTAGEのライブはいつも通り、会場の高揚感はいつも以上でとても良かったのですが、私の身体はギリギリでした。アンコールも終わってENDROLL MOVIEが流れ、いよいよこれでスタンディングライブからの卒業だなと思っていたそのとき…!!!
そして来年もライブに行くことになったのです。笑。卒業じゃありませんでした。
来年はどれだけ行けるかわかりませんが、まずは3月末の野音を楽しみにしています。
ここまで読んでくださったファンの方、もしライブに一緒に行ける人を探しているなら、遠慮せずに声をかけてくださいね!おばちゃんがお供させていただきます。説教したり取って食ったりしないから大丈夫だよ~。会ったら普通の人だよ!
バンドに憧れている
商業的に成立しているバンドはどれも素晴らしい。一人ひとりに浮かんだイメージを音や言葉にして、それを合わせて一つにする。3人編成なら3人で鳴らしている音なのに、一人で鳴らしているかのように整合性が取れていて、違和感がない。だから聴き続けられるし、その世界に引き込まれる。
もちろん「ちょっとくらい間違えてもバレへんで」というようなこともあるでしょう。常に体調が万全とは限らないし、全力を注ぐとか意気込むよりいつも通り気楽にやるほうが本来の力を出せたりして、メンバー一人ひとりはバンドの素晴らしさとか意識してないほうが良い演奏になるのかもしれない、「それが当たり前」になっているからできていることかもしれない。
でもね、私にしてみたらそれは全然当たり前じゃないのだよ。だってメンバーだって、人が入れ替わったらやりにくいこともあるからこそセッションプレイヤーではなくバンドプレイヤーなわけでしょう?そういうメンバーに出会えたこと自体が運命的だし、そういう運命の出会いをずっと色褪せることなく感じさせてくれるからこそ商業的に成立している。そんなふうに考える人は少ないかもしれないけどね。
そしてファンとしても、数多素晴らしいバンドがいるなかで自分にとって最も心に沿うからこそそのバンドを追い続けているわけで、それはそれで「縁」なのだろうなと私は思っております。
LOSTAGEは私とは無縁と思ってたけど。今の私にとってはメンバーそれぞれに不思議な縁を感じる人たち。ライブに行けなくなってもそっと影から見守り続けることでしょう。
もちろんライブにも行きたいので、心身その他いろいろと調整するときのモチベーションとして活用させていただこうと思っております。今年もたいへんにお世話になりました。来年もよろしくね!
その他の趣味のこと
2021年秋にウクレレ、2023年春にアコギを買いました。ウクレレとピアノもたまに弾いたりしてるけど、今メインで練習してるのはアコギです。いつかYouTubeでアップしても恥ずかしくない演奏ができるようになるのを目標にしています。エレキもやってみたいです。貯金中です。
それから語学学習もなにげに趣味かなと思います。数年前にUKの?ソロアーティストMIKAにハマった経緯でイタリアのラッパーFEDEZにハマり、イタリア語の楽しさを知ってイタリア語の学習に励んでいました。何度か検定を受けたんですが、イタリアのバンドMANESKINが爆発的にヒットし世界で活躍するのを見てると、結局英語を習得している。これ使えるようになるべきはやはり英語では…?ということで今は英語をメインに勉強しています。
Duolingoの英語は簡単だとよく言われるし私も難しくはないと思うんだけど、一つの契約で多言語学べるというのもすごいし、日々ちょっとでも英語に触れることを目標にするっていうのにはすごく優秀なアプリだと思っています。それでずっと年間の課金を続けています。昨日でちょうど連続1270日を達成したところです。
おひとりさまはね、孤独感に苛まれることもそりゃあるんだけど、なんつっても楽です。一人でも楽しめることはいくらでもあるよ!っていうことをシェアできたらいいなと思ってるんだけど、そうしながらもやっぱり生きてるうちに、バンドではなくてもバンドのような、一人ではなく誰かとともに成し遂げるからこそ楽しいしもっと素晴らしいものができる、という経験をしたいとも思っています。
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[2024-12-29 16:00]