よく通る細い道が現在拡幅工事中で、いよいよ住居の取り壊しにかかりそう。
今日その前を通ったとき、ちょうど車でLOSTAGEの「さよならおもいでよ」が流れていた。
これはねー、グッときた🥺
私はそこに住んでた人たちのことを全然知らないし、じっさい住人がどういう思いを持っているかは別として。
まだ住める、つい最近まで人が住んでた気配の残る家屋には、思い出がいっぱい詰まっている(ように見える)。まさに、さよならおもいでよ。
じいちゃんばあちゃんが住んでそうな家やけどな。みんなそれぞれに思いは抱えてるからね。
その道はぜひ広がってほしい道なので、たぶん拡幅されたらあっという間に前の風景を忘れてしまうだろう。
何かが消えたら何かが生まれる。魂の明滅を繰り返しているわたしたち。
誰かが何かを得て喜ぶ代償に、誰かは得られないでまたは失くして悲しんでいる。
それで間違っていない。
そういう世界に存在している。