N-moca LIGHT

Everything should be okay because YOU ARE ALIVE.

首相官邸に意見を送った

イスラエルはいったいいつ攻撃をやめるつもりなのだろうか、と思いながら日々のニュースを見守っている。今日もBBCだかCNNだかの日本語ニュースを読んでたら、過去の関連記事でハマスがイスラエルのフェスにテロを仕掛けた時のニュースがあって、まったくもって何を正しいと考えたらええのかわからんな、、と思っていた。そして今ツイッターを見てたら、日本人でこの件について真摯に関わっておられる方々の悲痛な叫び、静かさがその重さを増しているツイートを見かけた。



前に私はこんなことを書いた。

それなりに関心をもって社会を眺めてきた今の私の答えとして、戦争に反対の意思を示す最大の行動は、戦争を煽るような言動をスルーし、日常をできるだけ楽しんで過ごすことじゃないかなと思っている。

地球という名のこの星に願いを - N-moca LIGHT

このこともずっと考えている。日常をできるだけ楽しんで過ごすことの重要性については、確信している。でもそれは、起きている事態から目を逸らすということとイコールではない。世界には不幸な目に遭っている人がいくらでもいる。社会が安定している時ですら、個々に目を向ければ数え切れないほどある。そういうものをないものとしてしまうと、自分の身に起きている些細な不満が重大に思えるのだ。そういう意味でも、感情が支配されてしまわないように気をつけながら、世界で起きていると報道されていることを知っておくことは大事なことだとは思っている。

私は民間人が国に意見したところで何かが変わるとはじつは思っていない類の人間で、今回の意見送信も何の意味も持たないだろうとじつは思っている。

それでも、「数が必要です」と言われたら。そうだな、たしかに、一人が言っても無視されることでも、国民全員からそれを願っていると伝えられたら国としても無視はできないかもしれない。

そう思って、首相官邸に意見を送った。ちょうど中仏が共同声明でラファ侵攻反対を表明したというニュースが目に入ったので、日本も今こそ反対表明のチャンスだ、という主旨で意見を書いた。


数年前、放送大学で『国際理解のために』という授業を受けていた時、担当の高橋和夫先生が、「国際紛争の多くは宗教が原因ということになっているがじつは領土問題だ」と仰っていた。イスラエルとガザに関しても、そうなのかもしれないな、と思いながらニュースを見ている。

日本の一般市民、この件について、いったいどう受け止めればいいのだろうね。難しいことばかりです。

[2024-05-07 16:10]