3人のLOSTAGEは昨年の6月末以来。
今日は私が観たかったLOSTAGEだった。
あの日はフィルターの取り換え時だったということもあったけど、今思い返してもそれだけじゃなかったと思う。
できればチッタで観たかったけど、VINTAGEはステージがめちゃ高くて、フロアも柱とかなく、天井は吹き抜けになってるのでどこから観ても観やすそう。
初め左側のテーブルに居たけど一人で陣取るのも悪いかな…となんとなく移動して右側の壁に漂着し、結局右側のテーブルを一人で陣取って観た。成り行きです。
最初ライブハウスに着いたとき、明らかに若過ぎる若者たちがみんな友達同士で群れていて、おばちゃんはちょっと怯んだ。
後ろのほうにいた女の子たちに並んでるのか話しかけたり、入ってから別の女の子にドリンクはどこか尋ねたりしてみたけどナンパ失敗…まあ、縁なので。
LOSTAGEは五味さんの髪がマッシュみたいに伸びていて、拓人くんは髭が伸びていた。今日なら「じつは兄弟なんですよ」と言っても「似てる!」というより「見えない!」と言われたかもしれない。
五味さんは私の母にそっくりだと私はひそかに思ってるけど、今の髪型は私と似ている。私のほうが短いけど。
そろそろCantwellが始まるので続きはまたあとで。
***
はい、帰宅しました。
いやあ、Cantwellキラッキラしてましたね。若いって素晴らしい。
「こう見えて結構場数踏んでるんで」と言わんばかりのプライドも垣間見え、そうは言ってもやはりまだまだ初々しい。
22歳?まるっきり私の甥姪世代。
MCで音楽がすべてじゃないと言ってたけど、高1でバンド組んで腐らずやってきたとも言ってた。どこを目指してるのかわからないけどこれからもバンドで上を目指すのなら、きっとボーカルの彼はどんどん発言力つけていきそう。
お客さんが友だちだけみたいな時を経ながら人前に立ち続けた先に発言力は増すのだな、など考えてしまった。
彼ら目当てのお客さんも結構多そうだったのに、アンコール拍手しないからドキドキしちゃったよ。そこはシビアなのね。
そしてアンコール。完コピでしたね。細かいとこはしらんけど。
私はいつも拓人くんのギターてどうなってるの?ルーパーみたいなんとか使ってんの?職人芸なの?と思いながらめっちゃ観ても全然わからないんやけど、その上ええ声で歌ってたからさらなる職人芸だったね。彼は売れるでしょう。
売れるのが必ずしも成功とか正解とかではないのかもしれんけど、ターニングポイントとなる貴重な一場面に居合わせてもらったような気がしてる。LOSTAGEをゲストに呼んでくれてありがとう。(でもじつはもっと好きなバンド他に居そうやな)
で、LOSTAGEに戻ると、初めてコンパスで観たときも右壁にもたれて観たので、あの日のこと思い出してた。
もう一度あの日にかえりたいなーと思うライブはいろいろあるけど、やっぱり五味さんが発熱していたあの日のライブがいちばんもう一度観たい。まだ私もよく知らなかった頃の。もう二度と戻れないあの夜。(虎舞竜か)
CantwellがキラッキラやってLOSTAGEはキラキラではなかったんかというと、それはまあ、ないよねー。。どう表現したらいいのだろう。なんでわたしはここまでLOSTAGEなのだろう。星の数ほどバンドはいるのに。まあこういうのを言葉にしようとするのも無粋のうちか。
たぶん本人たちには昨年6月のライブと今日とで意識の差はあまりないのかもしれない。でも私には明確に違って見えた。今日はCantwellのツアーファイナルだったけど、LOSTAGEとしてもある意味ツアーファイナルみたいな、直近でライブを重ねていい感じに仕上がったタイミングだったことも関係あるかもしれない。
それぞれに技術的にも円熟し、安定感があって安心して心を預けられる感覚。そしてやっぱりどうしたって必要な五味さんの声。もしLOSTAGEがインストバンドになったら、興味を失うかもしれない。たとえば拓人くんがギターの種類とか変えたりしても3人で鳴らす限りはLOSTAGEだけど、五味さんが歌わないLOSTAGEは、私は興味ないかな。
帰り、守口線でぼやーっと運転してたらオービスが赤く光った気がするねんけど、連絡くるかな…そんな出してないけどなあ😞
そうそう、開演前、転換中とBGMがずっといい感じだったのも良かったです。