N-moca LIGHT

Everything should be okay because YOU ARE ALIVE.

日本ハムのナチュミートを食べてみた

近頃はうちの近所のスーパーにも大豆ミートコーナーができて、先日そこで日本ハムのナチュミートシリーズを見つけたので買ってみた。

大豆ミート「ナチュミート」|日本ハム株式会社

ハムとソーセージ。今朝はハムでサンドイッチ、夜はソーセージを野菜炒めに入れてみたけど、大豆ミート加工品も進化したなあ…としみじみ。

ハムは見た目のっぺりしているけど、ソーセージは脂も再現。どちらも動物肉とまったく変わらないとは言わないけれど、限りなく近い。

私が大豆ミートを選びたい理由は、できる限り残酷さを回避したいから。でもやっぱり動物肉にしか得られないものもあると感じる。それは一般的には栄養素などで語られるけれど、もしかしたらオカルトとして軽視一蹴されてしまうような、熱エネルギーではないなんらかのエネルギーを摂りこんでいるのかもしれない。

ともかく週1程度で鶏肉や豚肉も食べている。なんとなくだけど、それは必要な感じがしている。

普段は日本に昔からあるような大豆加工食品を食べているけど、それは肉とは程遠く、そこはやっぱり肉にしか叶えられない食感や味わいがあり、どうしたって物足りなかった。

近年はマルコメの大豆ミートがどこのスーパーにも並ぶようになって買いやすくなったけど、やっぱりどうしても独特のにおいや食感があり、偽肉として使わざるを得なかった。

加工食品にしてしまうのが最も大豆臭さから遠ざかりやすいだろうとは思っていたけど、なかなか市場が成熟しない中では流通も難しく、通販で購入して商品自体割高なのに送料がさらに負担に感じてしまうという問題があった。

それがいつの間にやら代替肉歓迎の時代になった。これが土の時代から風の時代への変化というものかって感じである。感慨深い。

値段はどうだったかな、忘れてしまったけど買うのをためらうほど高いわけでもなかった。少なくとも通販で買わざるを得なかった時と比べると格段に買いやすくなった。


代替肉にもきっと問題はいろいろあるだろうと思う。加工食品にするなら、加工食品を避けたい人は手を出しにくいし、栄養の偏りとか原材料の品質とかいろいろとありそう。

畜産業もいろいろと工夫されていると思うけど、できるだけ肉にされたのに食べられずに廃棄されてしまうとか、人類の傲慢さに命を翻弄される動物が減るような社会になってほしい。

個人的には培養肉はなんとなく避けたいけれど、大豆ミートは応援したい。さらに商品を選べるようになったらうれしい。

日頃は大豆ミートで、特別な日は質の良い食肉を頂くというのが理想的ではないかな。昔の日本みたいにすき焼きがごちそうだった時代のような食生活がいい。