N-moca LIGHT

Everything should be okay because YOU ARE ALIVE.

美容と環境汚染対策のこと

人間は生きているだけで地球環境の負担になっている。そうしないと生きていけないのが現代の人間社会であり、ある程度は加害者であることを自覚して受け入れるしかないけれど、必要以上に加害を続けていないかってことは意識して取り組んでいかないといけないと思う。

かと言って堅苦しく考え過ぎるとこれまた楽しくなく、地球様に肩身の狭い思いをしながら細々と暮らしていくのが最適解かと言われれば難しいところ。

人の美しさは喜びであり、それが人生の張り合いになっている人もたくさんいる。自分を美しくする努力も、人を美しくしてあげることも幸せの源だという人たちがたくさんいて、それは現代社会では是とされている。

一方でどちらかと言えば地球環境保全のほうを重視している人たちもいて、そういう人にとってはできるだけ地球環境への負担を少なくできることこそが自分の喜びになったりする。

本当に、この問題はすんごく難しい。見た目の美しさはそのまま信頼感という印象を与えることもあるし、地球環境汚染が逼迫状態だからといってそういうものをすべてやめられる現代社会ではない。

というわけで私はこのあたりのことについてもずっと考え続け、試行錯誤を続けている。こないだ書いたファンデーションの記事のように、自分の美容も兼ねてもう全部やめてみようか、という方向に傾く時もあれば、やっぱり美は欠かせないもの、とそちらに目をつぶり美容にせっせと励む時もある。

今私が住んでいる家を建てた時代は、単独浄化槽といってトイレの汚水だけを浄化槽で処理すれば良い時代だった。今は合併浄化槽といって生活排水も汚水も浄化槽で処理しないと川に排水してはいけない。これを入れ替えるには当然相当な費用がかかり、さらに工事もしないといけないので、交換するには負担が大きい。おそらくそのために、単独浄化槽はそのまま使っていいことになっている。

というわけで私の排水は、台所の水もお風呂や洗濯の水も、泡ごとそのまま前の川に流れるのだ。私にとって排水問題はかなり差し迫った問題なのである。

できるだけ排水を汚さないようにと考えると、これがなかなか難しい。とくに美容面で難しいのだ。洗濯はもう長いことアルカリウォッシュを使っているし、台所洗剤はこの春くらいから石鹸に替えた。それまで石鹸でお皿を洗うと匂いが残るのが難点で替えられなかったけど、「白雪の詩」を使ってみると、全然におわない。これはすごい!

しかし美容面が難しい。クレンジング、洗顔フォーム、シャンプー、リンス、トリートメント。そしてヘアカラー。

ヘアカラーはもうやめた。自分のためにも、美容のために髪を染めるという選択はしないと決めた。シャンプーはやめられない。リンスはやめた。問題はトリートメントやマスク、今引っかかっているのがここ。アウトバストリートメントでまかなおうと思ったけど、なかなか思うようにいかない。やっぱり週1マスクしようかな、、と思っていたところ、このページを見つけた。

審査委員長賞(中学生部門)『シャンプーと環境問題』 - 地球こどもクラブ
2009年、中学1年生女子の作文。

オシャレも気になる中一女子の私が、自分で考えて行動したことで一番地球環境のために役立ったのは、ズバリ!髪を切った事です。

髪が自慢だった少女は髪の手入れに余念がなかった。しかし受験で時間を割きにくくなり、思い切ってショートヘアにしたらいろいろとエコだった!という話。

そうなのだ、ショートヘアはなにかとエコなのである。ちょうどアル・ゴアの『不都合な真実』からのエコブームが来ていた頃。この方は今環境とどう向き合ってらっしゃるのだろう。

彼女の作文をこのタイミングで読んだということは、マスクやトリートメントに待ったがかかったというのに等しい。やっぱ環境も大事だよなあ。

さあ、どうしたものか。試行錯誤は続くのであった。

[Posted at 10:05]

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