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デスクトップパソコンにメモリを増設してみた【mouse SL6】

もともとこのパソコンは自分の趣味用みたいなもので、ネットやOfficeソフトくらいのつもりだった。メモリを食うとしたら音楽データの処理とか画像をいくつも開いているとかくらい。なので購入時には8GBで十分だと考えていた。

ところがあれよあれよと環境が変わり、仕事で2次元CADを使うことになった。CADでデータ量を積み重ねつつわからないところがあるとブラウザを開いてネットで調べる、とかやっていると、どうもこれはメモリ不足なのでは、と感じることが増えてきた。ということで自分でメモリを増設してみることにした!

これまでの経験値としては、まずデスクトップパソコンのカバーを開けて「うわーホコリすごい」ってところから、ノートPCが遅いのでHDDからSSDに換装するところまで。換装が成功したのでやってやれないことはないだろう、という自信はあった。

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とにかくまず物理的に何がどうなっているのかを確認しようとカバーを開けてみた。

ファンの右側に4つ取り付け場所があって、左から2番めに刺さってるやつ。

自分で抜き挿しして動かなかったら意味ないな、とりあえず外してみよう、と一度外してみた。

SAMSUNG、と書いてあるな。メーカー違いはどうなんだろう、、と気になったけど、あまり気にしなくていいらしい。相性もあるかもしれないけど。


元に戻してパソコンを起動してみると、、


画面が出ない(汗)

どうもうまく刺さっていないらしい。焦って検索、カードの両側にツメがあると書いているサイトが多いけど、このパソコンはどう見ても片側、外側しかツメはない。とにかく挿しては起動を繰り返し、3度目の正直で無事起動した。まじで焦った…

でも3度目は「あ、これでイケたな」という感触があった。ツメがない側、内側のほうで小さくカチッと音がしたのだ。「垂直に差し込む」のはたぶん大事なところだけど、この内側のほうでカチッと収まってから念入りに外側に向かって押し込むのがたぶんコツだと思う。

とわかったのは購入したメモリを挿した後。一度失敗しているのに、やっぱりうまく刺さっていなくて起動しなかった。

ツメがハマってもその反動でツメがないほうが浮き上がってしまう。それでうまく刺さったと思っても起動しないことになる。

おそらくだけどメモリの物理的な大きさって規格があってだいたい同じなんじゃないかと思う。もともと刺さっていたSAMSUNGのメモリと同じ高さに刺さったら正解。なのでもともと刺さっているほうの上辺がツメから何センチあるか測っておくといいかもしれない。

ちなみに購入したメモリは、パソコン工房で売ってて他に選択肢がなかったこちら。

選択肢がないのだからメーカーなんて気にしようもない。保証に入って8GB1枚で3500円。


というわけで、無事メモリを増設できた。ばんざい!

メモリ増設前は…

1枚増やして

おー!!12GB使用可能って書いてある!すげえ。これは仕事が捗りそうである。がんばろう。


ぐぐると「メモリ増設」って素人がパソコンをいじってみるとしたら一番楽勝、みたいな雰囲気があると私は勝手に思ってるんだけど、そのわりには苦戦した。抜き挿しが予想外に固くて驚いた。最初は素手で触っていたけど、途中から白手袋をつけた。そのほうが圧倒的に安心である。

どうやら本当にただ固いだけなので抜き挿しを繰り返してるうちに少しずつ摩耗して刺さりやすくなるらしい。とは言え力の加え方によっては破損の危険性もあるし、慎重に、しかしぐっと押し込む必要がある。

ただし刺さればいいだけである。そのあたりは気楽な作業であることはたしか。

[16:15]