N-moca LIGHT

Everything should be okay because YOU ARE ALIVE.

人生の大転換期

別に合わせたつもりはないけれど、木星土星の大会合、グレートコンジャンクションに合わせるように、人生が大きく動いた。

大学卒業後、実家に戻り家業の手伝いをしてきた。この約20年の間、「ここを出たい」と思ったことは数知れない。その中でも「もう無理だ~!」となったことも何度かあったけれど、その度自分の未熟さゆえに断念してきた。

自分と向き合う、ということすらわかっていなかったけれど、ここ3、4年でそれが着々と進んできた。大きく動いたのは2019年初頭。親友と大喧嘩して縁が切れた。その翌月、母にぶち切れて職場から半ば追い出すような格好になった。そこから父と私の昼ご飯は私が作り、母は午後から出勤という日々が始まった。

元来人間関係はなんとなくまるくおさまるのが一番いいという考えで、できるだけ自分は関わらないようにしつつうやむやにしながらなんとかバランスをとるのが私のやり方だったので、親友にしろ母にしろ反旗を翻すようなことをしたものだから自分としてもなにか追い込まれたような気持ちになり、ここら辺りから魂の成長は促進したと思う。

そして今月初め。父に対して「もう手伝えない」と思う出来事が起きた。その件に関して母に「今月いっぱいでやめるってお父さんに言う」とは言ったものの、それほど真剣に考えていたわけではなかった。しかしその晩よくよく考えてみたら、今やめないでいつやめるのだ?という結論に至り、父のことがあろうがなかろうがもうやめよう、やめるなら今だ、と強く決心。

両親と私だけの職場、パソコン周りはほとんど私が担当してきたものだから引継ぎなんてちょっと手に負えないためにこれまで何度もやめたい気持ちが湧いてきてもその気持ちは押し殺してきた。

だけどやっぱりタイミングってあるのだ。その時が来たら、なんとかなるものなのだ。うちの場合は、正社員として雇ってもらっていたのをやめて、下請けとして仕事を引き受けることになった。変わったのは、時間に縛られないこと。

今までも空いた時間に関心のある本で勉強したりしていたけれど、やっぱり集中できない。今、それができるようになった。まだちょっと信じられない気持ちもある。絶対に抜け出せないと思っていたから。

私は年内はこれまでと同じように働くつもりだったけれど、経理担当の母から締日が20日ということで、今日から下請けの身である。つまり初日である。

今はまだ将来像が漠然としているので不安もある。でもしばらくは貯蓄と下請けの仕事で生活して、少しずつ基盤を整えようというところ。まだ始まったばかり。

人生は何が起きるかわからない。でも何かが起きるかどうかはそれまでの自分にかかっている。何もしなければ何も起きない。何かをすると言っても大きな何かをする必要はなく、その時々の自分のレベルに合わせてやればいいのだ。しかしこの、自分のレベルを受け入れる、ということが、魂の成長の最初の段階では果てしなく難しい。そのあたりのサポートをするようなことをやっていきたいと思っている。

変わりゆくわたし。2021年が楽しみだ!