"Spiritualized - Always Together With You (Official Music Video)"
この曲が発表された時にはもちろん聴いてたんだけど、私はじつはMVってあんまり観てなくて音だけ聴いてることが多いので、ビデオは観ていなかった。
そういえばそろそろリリースだなあ、と改めてMVを観た。
前半は歌詞に合わせた自然の風景、美しい。
後半はあまり美しくない、というかむしろ目を背けたくなる風景、工場地帯、自然災害、戦争、環境破壊など。
その中に牛が輪になって機械に乗せられている映像が挟まれる。これの印象が強烈だった。
あまりに強烈だったので検索してみたところ、乗せられているのは乳牛で、私の強烈な印象とは逆にむしろ牛に優しいのだそうだ。
けれどもここにこの映像が挟まれているってことは、製作者の意図としてはどちらかと言えばネガティブな絵面という意味合いが大きいはずで、私もそう感じる。
一方で、上記のリンク先など見ると、よくわからなくなる。
私自身はもう何年も前から牛乳をそのまま飲むとお腹の調子が優れない「気がする」ので牛乳は買わない。代替商品として豆乳を飲んでいたけど、最近は豆乳も合わない感じがする。アーモンドミルクとかオーツミルクとか最近はいろいろあるけど、どれも買っていない。
動物性食品は、卵は1日1個を目安に食べるようにしている。あとは切り身のサバとか鮭とか缶詰とか、最も罪悪感なく食べられるのが煮干しとかちりめんじゃこ。肉は最近では鶏肉が月2回、豚肉が月1回程度かな。。もっとも弁当とか惣菜とかでは食べる。
動物性食品以外でタンパク質を摂取しようとしたらやっぱり大豆を初めとした豆製品がメインになるんじゃないかと思うけど、それが逆に体の負担となることもあるらしい。
そもそもこの地球上で人間の肉体を持っている、ということ自体が、そのレベルの次元に存在しているということで、そのために他の動物を犠牲にすることはやむを得ない側面もあるのかもしれない。
太古の昔は精神的なレベル云々言ってる余裕もなく、日々生きるか死ぬかの生活の中で当然のように動物を捕らえて食していたのだろうと思う。けれども時代を経て人類の集合意識は成長した。自らの肉体の次元とは裏腹に、精神の方はそういった行動を受け付けない人も増えてきた。
もしかしたらこれからまた時代を経て、人類の肉体の方も菜食のみで十分対応できるほど次元が上昇する時がくるのかもしれないし、その時は地球では次元が低すぎるのかもしれない。
畜産業に携わっている人たちの努力や生活のこともあるし、簡単になくすべきだと言えるものでもないのだと思う。でもやっぱりこの映像を挟むとするなら、あの位置であって、前半ではない。
ヴィーガンやベジタリアンと、肉食至上主義みたいな人たち、そしてその間にいる人たちの言い争いは不毛なことが多い。それぞれに自分の価値観はこうだと押し付け合っているだけだから。
それでも少しずつでも、人類の生命を維持するために、他の動物の血を見なくていい時代になればいいなと思う。（追記：酪農の話から始まってるので「血を見なくていい」ではないですね。他の動物を犠牲にしなくてもいい時代になればいいなと思います。）
個人的には今の食生活をこれからも続けていくことになりそうです。
Jason Pierceはヴィーガンなのかな、と思って検索したけどよくわからなかった。そうだとしても不思議ではないイメージ。
いよいよ、明日リリースです。
spiritualizedband.bandcamp.com
【追記】
待てども待てどもリリースされないな…と思いきや、2月3日にツイッターアカウントで延期のアナウンスがされていた。2月3日か…。勢いでツイッターから離れた直後だ😣
