N-moca LIGHT

Everything should be okay because YOU ARE ALIVE.

社会を静観する

LOSTAGEの歌詞に「俺達は戦争だと思い込んだ」という、私のお気に入りのフレーズがある。

今の私にとってはテレビもツイッターも似たようなものに見えていて、結局は「誰か」が言ってることに過ぎないし、ムードが作られる場所でもあり、巻き込まれる人と巻き込まれない人がいる、ただそれだけのことのような感じがしている。

ニュースだって各社の方針というものがあって、心ある記者が流したいニュースを流せないこともあれば、違った印象に書き換えさせられることもあるのだろうと思う。そういう、内情で何が起きているのか知りようがない一般市民としては、どんな情報も静観するしか自分を守る方法はないかな、と思う。

何か痛ましい出来事が起きている時に、遠い場所から自分の心を重ねることで自分の心が傷ついているとしたら、それによって得られる効果は「自分を傷つける」ということでしかない。

冷めたことを言うようだけどそれが事実であり、そうだとしたらニュースから離れて自分を回復させるのが自分にできる最良の社会貢献となる。

誰もが全体の一員である以上、パーツとしてできるだけ本領を発揮できる状態に自分を整えることは、社会貢献と言えると思う。


気の狂った為政者が暴力的なやり方で自分の意志を押し通そうとしている時、どうすればその猛獣をおとなしくさせられるのか、なんて私にわかるはずがない。「戦争反対!」と声を上げればおとなしくなるだろうか。それともおとなしくなることはないだろうとわかっていても声を上げることは必要だろうか。

たとえばツイッターデモのようなことでも一定の効果は得られるだろうか。私はいまだに「デモ」という行動に対して、気持ちはわかるが効果を考えるとモヤに包まれたような気分になる。なので自分としては静観している。表面の動きに捕らわれて右往左往しないように気をつけている。


「戦争」という都合のいい言葉がなくなればいい。何かを正当化しているような、全体を動かそうとするような含みのある言葉だ。


追記。観たら良かったので貼っときます。

もう本当に、個人としての人間力で判断される時代だなあと思う。動画の内容と直接関係ないけど。