無事、葬儀と火葬を経て伯父の肉体は役割を終えた。
ここ数年、伯父の死の際にはいったいどうなるんだろう、どうするんだろうと思っていたけど、とりあえずの形なりに一応親族として伯父の魂を霊界へ見送ることができてほっとしている。
あとはぼちぼち後片付け。まずは日持ちのしない食品の処分と電気や電話を止めるとこから。
この2日間、いろんな意味で充実感(フル回転)もあっただけにどっと疲れた。
そして今週の平日はあと2日しかないという。。
また明後日あたりに片付けに行く予定。
ぼんやりと限界集落だという意識はあったけど、昔は10ほどの家族が住んでいた場所で、伯父の他界によりとうとう1軒になってしまったらしい。ほんまもんの限界集落だった。(少し離れたところにぽつりぽつりと家はある。)
火葬場は2年前の愛犬以来。愛犬の死の以前は火葬が怖かったけど、愛犬の死で、肉体というのは入れ物に過ぎないのだということを実感したので、伯父の火葬に際しても、おじちゃんの身体さんお疲れさまでした、と見送ることができた。
火葬って世界的に見るとじつは少数派らしいけど、役割を終えた入れ物は燃やして灰にするってとても理に適ってると私は思う。すべてが灰になるわけではなく、一部は「気」になった。そして空気に溶け込んだ。肉体もワンネスに還った。
[Posted at 19:00]