N-moca LIGHT

Everything should be okay because YOU ARE ALIVE.

人生の光と影

芸術的、とくに音楽的才能に溢れる子どもに注目が集まりやすい時代になって久しい。

ネット時代のおかげでそういう子たちは少なくないことが明らかになっても、一人一人が個性的で素晴らしいことにはちがいない。

当然のことながら環境が与える影響も大きいと思え、親の理解と愛なくしては成り立たないことのほうがきっと多いだろうと思う。

書いてて思い出したけど、レッチリのフリーも少年時代は恵まれていたとは言えない環境であっても、そこには影響を受けずにはいられない、音楽を演奏する大人が身近にいた。

そういうのも生まれる前に決めてきているのかもしれない、しれないけれど、だったら私みたいなのはいったい何を決めてきてるんだろうか。

世の中で広く活躍できる人とまったくできない人。
才能を数多く花開かせられる人とことごとく自分でつぶしてしまう人。
有形無形問わず多くのものを持っている人とほとんど何も持っていない人。

素晴らしいものは素晴らしい、それは認めたいし賞賛したい。

一方で、自分をどうやって受け入れよう。
いったい私の人生はどこに着地点があるのだろう。

何も成し遂げられなくても、死ぬ時に振り返って満足できるのだろうか。これが私の人生だったと、私は私の成したいことはきちんと成してきた、越えてきたと思えるのだろうか。

人生は千差万別、十人十色。

その言葉が示す意味の重さが苦しい、満月の翌日深夜。


やりたいことがわかっているけど理由をつけてやっていない人は、やりたいことにしっかり向き合って、それをやれるように道を整えていったほうがいい。

やってみて合わなかったらそれまでだけど、そこに辿り着くにもやってみるしかないから。

ただ生きているだけの人は、どうしようか。他人を賞賛してればいいのだろうか。そんなのは悔しくないだろうか。

[Posted at 01:10]