N-moca LIGHT

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京都は遠いが良い一日だった

五味さんのトークライブのため京都へ。

和歌山から京都ってちょっと出にくい。心理的ハードルもあるのかもだけど、奈良は時間かかっても高速無料で行けるし、大阪は高速と駐車料金高くても1時間で行けるし、神戸は大学が神戸だったので近い感じがするし湾岸線でスルっと行ける(それでもライブとなるとやっぱりちょっと遠い、遅くなるから)。

京都はまず秋は特に混むし、バスがややこしいし、交通事情をいろいろ頭に叩き込んでおかないといけないっていうのがハードル。

それでもこの特別な本のためのトークライブなんだから特別に違いないし、働く人の裏話を聞くのが好きな私にとってはめったとない機会である。お客さんめっちゃ少なかったら緊張するな…と思いつつ行くことに決めた。

同じ京都に行くなら名所にも行きたい。とは言え人は多いだろう。それを承知で行くならと考えて、龍に会いたいと思った。パワーをもらいたい。私のサポートには龍もいるらしいのだ。

妙心寺も考えたけど見たことがあるし欲張ると疲れるので諦めて、建仁寺に行くことにした。建仁寺の龍は2002年に公開された現代の画伯の作品なので歴史が浅く見る価値はそれほどないのでは、などと思ってこれまでスルーしてきた。とは言えネットで見てもやっぱり迫力がある。

よく考えれば現代の音楽家のライブに足繁く通っている私が、現代の画伯だからって値踏みするのはまったくもって浅はかである。それに気付くとますます楽しみになった。市バスの勉強をし、通り名の勉強をし、電車の勉強をしてこれはやっぱバス必須やなと思っていたけど、諸々で案の定ほとんど電車と徒歩での移動になった。

さて、建仁寺に到着。
龍を見に来たつもりだったけど庭が素晴らしかった。若い頃は枯山水の素晴らしさも表面的にしか感じられていなかったと思う。歳を重ねるとはえらいもんだな。

※建仁寺は撮影OKらしい

双龍図素晴らしかった。うまく入り切らない。

いっぺんに建仁寺が好きになった。これから京都はここを心のホームにしたいと思った。


それからもう一つの外せない目的地、薫玉堂。心斎橋にもあるけど本店に行ってみたかった。なかなかに入りにくい店構えで、買う気がないと気軽には入れないけど、おかげさまで予算以上に買ってしまった。でも明日からの楽しみができた。

www.kungyokudo.co.jp


一旦京都駅へ行ったのち、バスで本日のイベント会場である堀川ビルヂングへ。そもそもオシャレな空間に恐怖感があるしお客さんが限られているようなそう広くない場所でのライブも緊張するのに、と思っていたけど、まず受付の人たちがはんなりなオーラを放っていて、さらに早々にお土産コーナーがあってその担当の方がすんごく感じのいい方だった(そしてこの方こそが修美社の山下さんだった)。続いて物販も購入。使いやすそうだしテーマカラーの紺色、五味さんの万年筆インクの色?

五味さんは顔が真っ赤だった。一野さんに「酔ってます?」て言ってたけどいやいやあんたやろと誰もが思ったに違いない。まあいいさ、いつものことだもの。

細かく書くならいくらでもあるけど、言葉にしてネットに乗せた時点で変わってしまうこともあるので詳しくは控えようと思うけど、本当に行って良かった。お土産も、告白も(薄々なんか足りない気はしてた)、でもそのミスが今日のイベントを彩ったことも、1階の展示も、ライブも。全部良かったです。一野さんと修美社の山下さんが似てると思ったのは私だけかしら。

年末のライブいいなあ、、胎動のバンドバージョンやるなんてずるい。でもちょっと空気が濃すぎて一人で参加するのは気が引けるよ。またそのうちライブが決まったらその時にきっと聴けるだろうからその時の楽しみに取っておくことにする。(とか言って行ってる可能性なくはないけど)

グレイアイドフィッシュ
楽園
紡ぐ
胎動
NAGISA

en.
NEVERLAND

[22:34]


帰宅なう。和歌山は遠い…
成り行きで会場からめっちゃ歩いたけど電車ほとんど座って寝れた。ありがたし!

[0:35]