N-moca LIGHT

Everything should be okay because YOU ARE ALIVE.

「青山透子 ブログ」で検索している方へ

今年の夏、私は青山透子さんの著作を通して衝撃の事実を知り、黙っていられずブログを書きました。

すると、同じように青山さんの言葉に影響を受けた人々でしょうか、青山さんのブログを探しているらしいアクセスが増えた様子がありますが、残念ながら私は一読者でしかなく、感想しか書けません。

青山さんの最新の声は、こちらのブログで発信されています。

tenku123.hateblo.jp

tenku123.hateblo.jp

一読者として、この裁判や事件の行方、JALの企業としての在り方のこと、人間の心の弱さのことなど、思うことは尽きません。けれどもやっぱり私にとっては数多くの納得できない出来事の一つである、ということもまた確かです。政府や国、日本がアメリカの属国であると言われること、話題のカルト宗教、表向き良いもののように喧伝されているけれども内実は腐っている状況など、数え切れないほど見聞きしてきました。

社会とはそういうものであり、その中のどれかに着目して人生を懸けるという生き方は、眩しく素晴らしい生き方の一つではありますが、立場の弱い人間にとっては自分の人生を守ることもまた、一つの生き方であり、それを非難することはできません。

もちろん直接関わることになる人間が、性根の腐った提案をしてきた時にそれを受け入れてしまう、というのは、同じ「自分の人生を守る」と言ってもそれと引き換えに魂を売ることであり、人として間違った行為だと私は信じています。

そういう人とは関わらないことを選択していくこと、その結果、例えば経済的、人間関係などで難しい状況に立たされたりするようなことがあっても、恐れずそちらを選択するのは高潔な生き方であり、自分はそういう人間でありたいし、そういう人間の友でありたいと思います。

とは言え何も自分をわざわざ窮地に陥れるほど高潔さを追求する必要もないでしょう。一読者として突き動かされるような悔しさとともにそれでは自分に何ができるのかを考えた時、結局何もできない、私はそれはそれでいいと思っています。

たとえばこの先自分が国家レベルの欺瞞に巻き込まれてしまったとして、自分が最たる被害者になってしまった時、社会に何かを訴えても振り向いてくれる人はほとんどいないかもしれません。けれども私にはそれはそういうものだとしか受け止めようがありません。みんなそれぞれにいろいろなことを抱えて生きています。その中でできることを選んでいくしかありません。


なお、この事件に関して、YouTubeで発信されている方々がいらっしゃいます。最初は私も興味を引かれてよく見ていたのですが、ほとぼりが冷めた頃、結局エンタメとして消費してしまってるだけじゃないか、と思うようになり、それ以来一切見ていません。

[9:49]