N-moca LIGHT

Everything should be okay because YOU ARE ALIVE.

Let It Be

なつばやし先生の再生リスト「1番だけ弾いてみよう」の1曲めにビートルズの "Let It Be" があった。

youtu.be

(タイトルに "11" て入ってるけど私が見たとき1曲めにあったんです。)

じつは私はビートルズって何度も聴こうとしたけど今ひとつ感情移入できないっていうか、なんでか右から左って感じでスルーしちゃうので思い入れが全然ない。でも日本人に紹介されがちなアコギの練習にもってこいな曲で洋楽ってあまり見ないので、まあちょっと弾いてみようと思った。

動画を一通り見て、だいたいのコードを覚えた。なつばやし先生も「本当にこれだけなんですけど」と言ってる通りコードの数も少ないし、Fコードの練習にちょうどいいって感じ。

コードだけストロークしててもつまらないので歌詞を検索。そこで初めて(もしかしたら遥か昔に見たことはあったかもしれないけど)歌詞を読んで、びっくりスピリチュアルな歌だった。

When I find myself in times of trouble,
Mother Mary comes to me
Speaking words of wisdom, let it be

And in my hour of darkness
she is standing right in front of me
Speaking words of wisdom, let it be

Let it be, let it be, let it be, let it be
Whisper words of wisdom, let it be

Mother Mary という単語を見た時に「わお。スピリチュアル」と思ったんだけど、作詞者ポール氏の亡き実母の名前らしい。しかし判断はリスナーに委ねると語っていたそうだ。

ポール・マッカートニー、“Let It Be”を作曲した際のインスピレーション源を明かす。「亡くなった母が夢で僕を元気づけてくれたんだ」 (2018/11/23) 洋楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

普遍的な歌になった今、聖母マリアで受け止めるのがふさわしい感じがするっていうかまさに受け手が好きに決めればいいことなんだけど。そして私にとっては「聖母マリア」とは記号でしかなく、高次の光の存在が見守ってくれている、という感じで受け止めている。キリスト教関連ではこんなふうに「イエスが」「マリアが」と名前が出てくるけれど、私はそもそも光の存在に個別のアイデンティティーを求める必要があるのか疑問に思っている。どの宗教もそれぞれのフィルターを通して同じことを言ってるんじゃないかと今のところ考えている。絶賛探究中。


ところで簡単な曲とは言ってもやっぱり初心者にとってFコードはうまく鳴らないのが少しばかりストレスに感じる。

そんなとき!

これをウクレレで弾くと、さらに簡単なのだ。カタルシス…!てくらいスッキリする。

使うコードは、C、G、Am、F、Emの5つ(初心者向け)で、ウクレレでも基本のコードになりめっちゃ簡単。とくにこの曲をアコギで弾いたあとでウクレレで弾くと、Fの簡単さに「ウクレレやっててよかった…」というよく意味の分からない嬉しさがこみ上げてくる。

ウクレレとアコギを同時に練習するのは押さえ方などで混乱することもあったり、どっちかにすべきかって感じもなくはないけど、まずウクレレをある程度弾けるようになってからアコギにチャレンジするやり方、これからもガンガン推していきたい。


ところでこの歌詞の解釈ということではなしに "Let it be" の意味するところ、私の解釈などをつらつらDEEPブログに書きたいと思ってるんだけど、なぜか突然仕事もやりたいことも増えて全然時間が作れないでいる。そのうち書こうと思う。

[2023-04-19 7:53]