N-moca LIGHT

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ギターと肩こり

前からどうもギターの構え方が今ひとつわからないなー定まらないなーと思っていた。

YouTubeのアコギチャンネルを見ていても座ってストラップしないで弾いている人が多いけど、それだと左手が下がりすぎるしギターを身体にぴったりくっつけても不安定で落ち着かない。

しかし昨日とうとう、前からうすうす気にはなっていた「椅子の高さ」が問題だってことに気が付いた。そこで低い椅子に座るようにして、さらに右足を高さのあるクッションに乗せると、膝が高くなってようやく落ち着いた。

今まで座っていたのはダイニングテーブルの椅子で、太ももと床が平行になっているつもりでもわずかに膝が低くなっていて、それで滑りやすいような感じがしていたのだと思う。

足台を使う、という案もなくはなかったけど、なんとなく自分の中でアコギをやりたいのにクラギみたいで邪道だ、ていう変なプライドがあって敬遠していた。だけど当たり前にそのほうがギターは膝から滑り落ちにくくなる。

椅子の高さをもうちょっと低くできれば足台はいらないかもしれないけど、残念ながらそううまく事は運べないものである。手持ちの椅子ではこの高さが限界。高さ15cmほどの、ほぼ椅子のウレタンクッションに足を乗せるとちょうどよい具合になった。

おかげで左手でホールドしなくても右手でピッキングできるようになったし、ストラップがなくても弾ける。

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ギターを買ったのが3月上旬、てことでちょうど3ヶ月が過ぎた。最初はとにかくギターと友だちになる、というところが目標で、適当な教則本と適当なYouTube番組でその都度適当に練習してきた。

でもどうにも目標が定まらず、ウクレレの練習過程を振り返ると、私にはやっぱり佐藤先生の教則本が有効だったなあと思う。というわけで佐藤先生の教則本を買って、これを練習の軸にすることにした。


椅子などの環境も落ち着くところが見つかったことだし、改めてイチからのつもりでやっている。前は指板をめっちゃ見ていたけど、アコギの正しい構え方はネックをぐっと前に出すということで、指板が見えない。

もちろん時々は覗き込むけど、できるだけ見ないように、ネックのサイドについているポジションマークと、ネックと弦の隙間から見える指の位置と、あとは感覚を叩き込む感じでクロマチック練習などやっている。

そこでようやく記事タイトルの話が出てくるわけだけど、これだけ構え方をあれこれ模索してやっとのことで落ち着いたつもりなのに、今日は今までになく右肩が凝っている。これまでもギター弾くと肩凝るなあと思ったりはしていたけど、どうも昨日見つけた着地点は、間違っているということらしい。だって明らかに肩痛いもん。

もちろん楽器演奏ってのは身体を使うわけで、どこかしら影響は出てくるだろうけど、それを最小限に抑えるからこそ上手な演奏にもなるのだろうし、毎日こんなに肩が凝ってたら続かない。

まだしばらく構え方探しの旅は続きそうです。

[2023-06-12 12:37]