仕事って忙しい時に限ってやらないといけないことがつぎつぎ集まってきていっぱいいっぱいになるのがまったくもって不思議だ。
ていうか、「気」の世界的には何も不思議はないんだと思うけど。まだ私もあんまり詳しく理解はできていない。
できてないけど、こうなるのはおそらく至極当然で、これはお試しでもあるしチャンスでもあり自分のコントロールの問題でもある、ということは今はわかっているので、若かりし頃みたいに注意不足の見落としで結構重要なミスがあったときも、自分を責めて早く星になりたいとか思い詰めたりはしない。
昔はこういうことがあるたび憔悴して大変だった。自分がどうにも情けなくて涙が止まらなくて、別室で泣いてて少し落ち着いたところに取引先から私宛に電話がかかってきて、平静を装って電話に出たのに私の声を聞いて「大丈夫ですか」と心配されたこともあった。
もう本当にこのミスはキツすぎるし私には荷が重すぎるし死んでお詫びになるなら死にたいと思ったこともあった。でもそのおかげで「『死んでお詫び』とは?」とか考えるきっかけにもなった。死ぬことで謝罪の気持ちが相手に届いて相手の気が済む、なんてことはおそらくありえないんじゃないか。なので私は死刑制度には懐疑的な気持ちを持っている。
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って話が広がりすぎたけど。
精神的な成長を遂げるにつれて、こういうミスってあえてミスする方向に流れが作られているんじゃないか、と思うようになった。
もちろんミスはないほうがお客様をお待たせすることもないし、もしかしたらお客様ないし関係者に不快な思いをさせることもないし、自分の信用も増えるかもしれない。
でもじつはミスって、それをいかに挽回するかのチャンスのために起きている。言うなればミスは前置きであって、いかに挽回するかのとこが本題である。そういうタームにいるだけってこと。
そしてそのミスをどんなふうに挽回するかは、もちろん関係者の信用にも関わってくることだけど、最も重要なのはセルフイメージ、自分への信用に関わってくるってこと。
人為的なミスはどんなに防ごうとしても起きてしまうときには起きてしまう。肝心なのは、絶対にミスを起こさないことじゃなく、起きてしまった時に精一杯対処すること。
とわかっていても、やっぱりMPの消耗が激しくなるので、できればミスは避けたいものです。(泣)
担当の方がすんごい優しい肝っ玉母さんみたいな人なんだ、あの人ほんと好き。ありがたい。救われる。
[2023-09-28 16:00]