N-moca LIGHT

Everything should be okay because YOU ARE ALIVE.

クラプトン自叙伝を読了した(1回目)

訳者あとがきと解説は先に読んでいたにもかかわらず、改めて読み直すと(本文中にそんなこと書いてたっけ)と思ってしまうほど全然読みこなせていないので、あと5回くらいは読む必要ありそう。

登場人物が多すぎてよくわからない(覚えきれない)ということもあり、これはちょっとExcelで記録しつつ丁寧に読み返さないとなと思いながら読み進めて最後のページに来たとき、まったく気に留めていなかった索引を見つけて感嘆した。ありがたい!笑

酒を断つまでのめちゃくちゃだった時代のこともこうして本にして出版できているということは、過去をすべて受け入れられているからで、しかもそういった経験を同じように苦しんでいる人の学びの一例となるように差し出している、ということにクラプトンの人生の意味が集約されているようにも見えるし、クラプトンの真の偉大さを物語っているようにも思われる。

読み通してみれば、私が想像していたよりもジョージ・ハリスンとの縁はほどほどという感じで、私の個人的な人生の苦難→Let It Be→ジョージ・ハリスン→クラプトンと導かれたのもやはり、私なり私規模の縁、だったのかもしれない。"Change The World" がクラプトンの名前を知ったきっかけだったように思うし、そのタイトルに惹かれていたしなんとなくクラプトンを聴けることが音楽的成長みたいに感じていたところがあって、潜在的にクラプトンとの出会いが用意されていたと感じるけれど、でももしかしてさらに先にブルースの深層が待っているのかもしれない。とりあえずBBキングは聴かなきゃ始まらんだろうなと思わされております。

どん底のときもいつも音楽があったから救われた、というその「音楽」というものも、どん底にあって「音楽に」救われるという気持ちも、苦しみの経験がなければわからないことで、「音楽」とは何か、という問いは難しすぎて答えられなくてもハートはわかっている。そこに共感できる私になれていることが、今はいちばん嬉しいこと。

世界中をツアーで回っているクラプトンでも、この自伝に登場したアジア人の名前がほとんど(全員?)日本人だったのも、本文中でも度々武道館のことが語られていたのも、クラプトンと日本との縁を感じる。

冗談半分で「きっと私は今年武道館にクラプトンを大枚はたいて観に行くのだ」など書いたけど、ウドーさん亡き今はもしかしたらクラプトンの来日自体が企画されにくかったりするのかな。。そしたら私がどこか海外に観に行かなきゃならんな。武道館で観るよりカネいるな。。

【現在発表されているクラプトンの出演情報】
2024/06/02 @Lucca Summer Festival in Italy
2024/09/20 @Vélez Sarsfield Stadium in Buenos Aires, Argentina
2024/10/08-3DAYS @California

無理やな。

おとなしくこちらを待ちたいと思います。

ブルーレイ観れるようにしようかなあ。。7月やし、自分への誕生日プレゼントとかこじつけて。

[2024-04-17 16:05]