N-moca LIGHT

Everything should be okay because YOU ARE ALIVE.

ゼレンスキー大統領の国会演説を見た

テレ東BIZチャンネルで拝見拝聴。
チャットをちらちら覗きはしたけどまあ予想できるレベルの言葉がすごい速さで流れて行ってただけで、あまり参考になる言葉はなかった。

というわけで世間がどういう受け止め方をしているのかを知らないまま個人的な感想を書きます。

***

ベースは災害大国ニッポン、ってとこだったかなと思う。東日本大震災後の放射性物質汚染問題だったり、実際に被災を経験しているからこそわかる悲惨さに訴えかけたのかなと思う。チャットで「なんて無難な」と書いてる人がいたけど、そういう印象もないではなかった。

でも各国での演説を重ねた結果、なんだかネタ披露のような、お笑いコンテストの常連出場者のネタを予想するみたいな、そういう受け止められ方をしていると私も感じていたし、ゼレンスキー大統領も「そうじゃないんだ」と、本当に切実に訴えたいんだということを、日本人の心に響きそうな言葉を選んで訴えたのかなと思った。

もともと国会演説の話が出た時、私は「なんで?」と思った。正直今も必要性がわからない。日本はロシアに制裁を科し、ウクライナ支援を選んでいるわけで、わざわざ演説するというのは既に被災地にかけつけたボランティアに「自分たちだけでは手が足りないからボランティアが必要なんだ」と言ってるみたいな感じで、言われたボランティアとしたら(いやいやわかってるから来てるやん…)と思うしかない。

私自身はこれを見たからと言って何かが変わったということは特段ないけれど、国民全員に向けて語りかけるということで、言ってみれば選挙で善戦している陣営が「さらなるご支援を賜りますよう何卒」と言ってるのと同じ感じの必要性、なのかもしれない。

ただしロシアにとっては敵対心を増幅させるには十分な材料になったりするのだろう。そういう国単位のレベルでの攻防の一環なのだろうとは、思う。不勉強なりに。

他にもいろいろと思うところはありますが、センシティブな話題なのでもうちょい勉強しないとネットに書く資格はないと判断し自粛します。

同時通訳は在日ウクライナ大使館の職員によるって概要欄に書いてたけど、あらかじめ内容はだいたい聞いてるのだろうか。同時通訳ほんとすごい。でもちょっとたどたどしかった。

参議院議長の山東昭子氏が黄色のスーツを着ていて、最初座っているときに映った時、えらく派手な服着てんなと思ったけど、演説後挨拶に立った時、首元が青だったので、ああそういう意味だったのかと気付いた。

演説前の衆議院議長の挨拶は、ザ・ニッポンて感じやったな。ここからちょっとずつ変化していく日本であってほしい。