リズムの複雑さが曲を深く彩る...。僕らはそんなことを、お互いに顔を見合わせながら会話しているんだよ。その後、“なんでこうことが、クソみたいなインナーチャイルドについての話や、いくつかのクソみたいな話よりも重要じゃないように感じなきゃいけないんだ”って思ったんだ。チャドと僕が共有している美しい会話に、僕はとても感謝しているんだ。それが僕らのあり方であり、それこそが素晴らしいんだよ
文脈がよくわからないけど、フリーが「クソみたいなインナーチャイルドの話」と言ってるのがとてもいい。
私はスピリチュアルで学んできたことを自分の人生に活かしたいと思っているし、インナーチャイルドももちろんそのうちの一つで、そういう知識があるかないかで物事の対処に使える手数が変わる。
だけどそういうのって、結局全部、自分のいいように使うためのツールに過ぎないのだ。本当の本当に大事なことじゃない。本当の本当に大事なことは、今生きているということ、今生きているからこそ叶う誰かとの魂の交流。
それはおそらく分離意識があるからこそ叶うのであって、死んで肉体を失ったらワンネスに還るから交流も何もいっしょくたになってしまう。
目の前の誰かと共有している会話、言葉を介しても介さなくても、そこに感じ合う何かがあるということ、それこそが素晴らしい。まったくもってフリーの言う通りだと思う。
そこのところを伝えられる人になりたいんだな。。スピリチュアルには使える知識がいっぱいあるけど、そういう専門知識に手足を取られるのは本筋からズレている。それこそが、私が宗教やスピリチュアルについて学んでもどうしたって外から眺めるだけで、内側に入って発信していこう、と思えない理由でもあるのだ。
音楽は、まったくもって素晴らしい。
ただし音楽であればすべて素晴らしいわけじゃない。それもまた物質次元のなせるわざ。素晴らしくないものがあるから素晴らしいものがわかる。結成直後のうまいとは言えないバンドをいっぱい知っている人ほど、本当に上手なバンドの真価がわかる。
見分け方は、自分のアンテナを磨くしかない。自分のアンテナにかかるかどうかだけが頼りで、音楽業界のすごい人がどう言ってるとかどうでもいいのだ。それこそが音楽を愛する態度というものだと思う。
