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跳べるハードルを跳び続けることも大事

スキルアップを目指しているのにもう跳べる高さのハードルを跳び続けても意味はない、跳べるかどうかギリギリぐらいの高さにトライし続けるからこそスキルアップは叶うのだ。

というようなことがよく言われると思う。それはそうだけど、それがしんどい時もある。時間を作るのが難しかったり、集中できなかったり、疲れていたり。そういう時は休むことも大事だけど、そういう日が続いてずっと休んでいると、それはハードルを跳ぶのをやめているのと似たような状況になる。

もう跳べるとわかっている高さのハードルなら、そういう時でも跳びやすい。そういうハードルを跳び続けることは、少なくとも今跳べる高さを跳べるだけの力を維持するために必要なこと。

私は今iKnow!とDuolingoを使っていて、最近はどちらもただただ連続学習日数を伸ばすためだけに使っているみたいな感じになっているけど、これが大事なのだなと最近しみじみ感じている。

24時間のうちに1回は英語やイタリア語に触れる機会があるということで、ブランクは最大でも48時間。基礎学習をコツコツ続ける、ということが叶っているわけで、それは両アプリの「連続学習日数」のおかげ。レベルアップは望めなくても、レベル維持には役立っている。

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ちなみにiKnow!は、英文を聞き取って入力する練習(Sentence Trainer)ができるのが魅力で使っている。文字数が提示されるのでその分レベルが下がるけど、それでもわからないのが英語初級者なのだ。短い文ならすぐ聞き取れるようにはなってきた。まだまだネイティブと会話できそうなレベルにはないけれど。(実際の会話はBody language込みとかそういう話は別として)

それからもちろん基本のボキャビルのためにも役立っている。もしかしたらボキャビルに集中して取り組みたい人は、このアプリを使うより自分で参考書を何周もするほうが早いかもしれない。そこまで本気じゃないけれどゆるゆる増やそうかな~みたいなゆるい人向けのような気はする。


Duolingoはおもにイタリア語学習のために使っている。iKnow!は自分でコースをつくることができるので、それを使ってイタリア語の参考書の単語や文で試してみたけれど、やっぱり思うようにつくれない。その点Duolingoは多言語学べるところがとくに優れていると思う。英語に関しては、なめてかかってると意外と引っかかってしまったりするので、そういう斜に構えた根性の悪さを鍛え直してくれるアプリだと私は思っている。

ただ、「あっ!」とか「ええと」とかみたいな言葉にも一応それぞれ対応する訳、"Oh" とか "Um" とか、一応決まっていて、機械なのでしかたないけどそれのせいで誤りと判定されるとイラッとしたりはする。今はそこで引っかからないように、対応する訳を手元に控えて学習に臨んでいる。


iKnow!とDuolingo、どちらか一方に絞りたいなあと契約更新のたびに思うんだけど、それぞれ良さがあるのでやっぱりどっちも必要。そしてどっちもちゃんと私の語学学習をサポートしてくれているのです。

[Posted at 9:55]

[PostScript at 15:35]
跳べて当たり前のハードルですら跳び続けるのがしんどい時もある。それは精神的な限界に近づいてるってことなので、その場合は休養が必要。跳べて当たり前だったハードルを跳べなくなってしまうかもしれないけど、何もそれがこの生命の終焉を意味するわけではない。ある意味それに近い状況と言えることもあるだろうけど、そこは潔く休む決断をするのも大事なこと。うつの常識。