今は亡きジョン・レノンの歌声をAIで抽出したビートルズの最後のシングルリリースが発表された。
ザ・ビートルズ
— ザ・ビートルズ / The Beatles 日本レーベル公式 (@usm_thebeatles) October 26, 2023
“最後の新曲”
「ナウ・アンド・ゼン」
日本時間11月2日23時に配信決定❗
アナログ盤も発売🍏
予約はこちらhttps://t.co/yvFBT11m7X pic.twitter.com/HoivBM3wDM
ストーンズのアルバムもすごかったけど、もし私が今ビートルズに関心を持っていなかったらストーンズのアルバムもスルーしていただろうし、当然のことながらビートルズの最後の曲もスルーしていただろうと思う。
今突然関心を持っているのは、ひとえに自分が置かれた状況と "LET IT BE" の歌詞を重ね合わせているからで、そこからアルバムを順に聴いてるうちにジョージの曲が好きになり、ジョージについてDIGするようになっての今で、つまり関心があるのはビートルズのメンバーの精神性とかそういうところが大きい。もちろん曲も心に入ってきてはいるんだけど、現時点でいうと、ジョージの精神性が最も関心を惹かれているところ。
そういうわけなのでいわゆるビートルマニアと呼ばれる人々や、そんな下品ではないと自覚しつつも熱狂的にビートルズの音楽を愛する人々とは熱量が圧倒的に違う。
最後の作品はCDはなくて、7インチ、12インチ、カセットテープ、データダウンロードの4形態だそうで(たぶん)、過去のバンドという認識だったためにいきなりこういう提示をされると私などはさてどうしたものかと迷ってしまう。
ともあれショップを覗いてみよう、と日本公式にアクセスしてみると、心配しなくてもすでに軒並み在庫なしになっているのであった。
▶"ナウ・アンド・ゼン"の検索結果 | THE BEATLES STORE
同時に赤盤青盤が曲追加されて再発されるらしい。そしてそれに伴ったグッズの数々。このあたりを眺めながら、急速に熱が引いていく自分を感じる。今さらここで荒稼ぎをしてどこの懐に入るのだろうか。。
ジョージの奥さんが、ジョージも生きてたら喜んでこの作業に参加しただろう、みたいなことを書いてたし、私もそう思うし、新曲はとても楽しみにしているけど、どこか冷めた目で見ている自分もいる。
そんな私はおとなしく配信リリースを待つのがふさわしい。音楽もさることながら、どんな歌詞になっているのかをとくに楽しみにしている。
昨日YouTubeで公開された短いトレーラーを見て最もときめいたのがジョージの声だったのは言うまでもない。
[2023-10-27 12:45]