タイトルでぐぐると、ブルースのスタンダード曲ということで和訳を公開しているページもたくさん見つかる。それらによると歌詞の大意は…
わたしも昔は大金持ちで仲間たちと酒盛りして楽しんだものだが
落ちぶれ始めると周りから人がいなくなった
だから次にまた金持ちになったら二度と離さない
カネを持ってないってことは誰も寄ってこないってことだから
みたいな感じらしい。人を繋ぎ留めておくためにカネが要るって言ってる歌だと解釈したけど、そのオチにこそブルースの魂を感じてねって意味なのだろうか。そこまではよくわからない。
本当にね、人は手のひらを返すものだなっていうのを、日々有名人の扱われ方を見るたび思う。ちょうど今その餌食になっているのが某有名YouTuberだけど、SNSが発達してからは「人は手のひらを返す」というより「世間は手のひらを返す」と言ったほうが正しいのかもしれないな、と思いながら眺めている。
この曲の歌詞は時代背景を踏まえて解釈するのがふさわしいそうだけど、今の時代でもこういう価値観ってまだ結構優勢なのだろうか。地位や名誉やカネやコネクション、そういうものにこそ価値がある、みたいな。わたしはまず人物を見たい。虚飾は無意味。腹の底から見抜いてやる。
だからね、そういうところが怖がられて警戒されるんだよね、きっと。わたしは。
でも中身の伴ってない上っ面の良さには興味ないし、興味ないものを興味あるフリするのも疲れるだけだからねえ。
偽りの自分を生きる、というのが私が最もやりたくないことなので、真実の自分で生きて人が寄ってこないならそれもしかたないんじゃないかなと思っている。長い年月をかけてこの答えに辿り着いたのです。同じような感じで孤独に苛まれている人はきっとまだすごく苦しいと思うけど、生きてたらどこかで何かを諦めないとしかたない。その時、ぜったいに手放したくないものを諦める必要はないってこと。
たぶん今、私みたいな人が少しずつ増えていってて、100年後も地球が無事なら、私みたいな考えの人もわりにそこらにいる感じになってるんじゃないかなーと思っている。過渡期だから。先駆者は辛いのです。ありのままの自分で生き抜こう、孤独な友よ。
[2024-04-24 17:25]
