試験の正解は検定翌日夕方に発表されていたみたい。
受験者の皆様、昨日はお疲れさまでした😊
— イタリア語検定協会 公式 (@ufficioiken) 2021年10月4日
早速ですが、解答をHPに掲載いたしました!https://t.co/ZOePPdNomY
私はつい先程チェック。これは、イケるのでは…!
以下、間違えた問題について書いていこうと思う。
【COMPRENSIONE AUDITIVA】
N6
人物の特徴を聞いて、どのイラストを指しているのか選ぶ問題。
男性が二人レストランのテーブルのようなところで並んで座っているイラストが4つあり、それぞれ特徴の異なる男性が描かれている。
一人目の特徴を述べた後、「no, no」と来たのでついそれではないイラストを選んでしまった!でもその「no, no」は座っている二人を見ながら「そっちの人じゃないよ」と言ってるわけで、その特徴をもった人物もその場にいるわけだ。なのでその人物も描かれているイラストを選ばないといけなかった。ちょっとひねった問題だったのでは!5級にしては!
N8
地図問題。
まっすぐ行って右に曲がるのはわかったけど、その後でゴニョゴニョ言ってるのがどうしても聞き取れない。dopo la trattoriaということで、fioraioとtrattoriaがくっついてたらダメなんじゃないかと謎の思考回路が優位に立ってしまい、捨て問題としてdを選んだ。正解はa、素直にわかったとこだけで選ぶことも肝心(泣)。
N15
いつもの夏はこう過ごす、と来ているのでいつもの夏と同じではないのだろう、と思ったけれど、言ってることはいつもの夏と変わらないようだったのでそれ(a)を選んだ。でも今年の夏、それは両親の過ごし方で、本人は両親の犬の世話のために家にいるっていう話だった!両親…(泣)!
N18
出身地、今の居住地、今どこで何をしているか、将来どうしたいかという文章を聞き取る問題。
居住地の学校に通っているっていうところを聞き取れず、適当に選んでハズレ。
【PARTE SCRITTA】
N21
Avere fameにmoltoがくっつくとどうなるかを選ぶ問題。
見直しの時、「おや、このfameはもしや名詞では?もしやmoltaが正解では???」と思いつつ、直して間違ったら悔しいのでmoltoを選んだままにしたけど、まさにその通りだった。
N34
Avitare __ periferiaの前置詞を選ぶ問題。
periferiaの意味がわからなかったので推測ができなかった。意味は「郊外」で、inが正解。「...ria」で「~屋さん」かな、、でも店に住んでるわけでもないだろうに、と思いつつaを選んで不正解。
N41
riverdentiの意味がわからなかった。「また君に会えるなんて」だからうれしそうなものを選ばないといけない。感嘆分でpiacereを使うなんてあるのかな…と訝しみ、peccatoを選んで不正解。
N42
bene, bravo, buonoから選ぶ問題。arrostoの意味がわからなかった。「ロースト」なので「おいしい」が正解。
以上、見落としや発表された正解の間違いなどなければ(!)リスニング筆記ともに、落としたのは4問ずつだった。自分的にはよくやれたと思う。
以前にもイタリア語を学ぶことにしたきっかけなどを書いた。
思い返せばこれ以前にも、高校の時の音楽部(合唱部)でイタリア歌曲に触れたり、大学のときに友人がピングーにハマっていてその名前の由来についてイタリア語のpinguinoを挙げていたり(真偽不明)と、なにかとイタリア語への道は用意されていたと思う。
しかし冠詞や語尾変化だけでなく動詞の人称や時制による変化など、私にはハードルが高すぎて、ちょっと勉強してみようかな、というごく軽い気持ちで臨んだときは、もれなく光のスピードで挫折してきた。
大学卒業後、家業の手伝いを会社員としてしていたのを、昨年末に社員という形態を卒業し、やるべき仕事だけやってやった仕事の分だけ請求するというフリーランスのような形をとらせてもらっていて、空いた時間を勉強に当てている。
そこで一念発起してイタリア語を勉強しようと思い立ち、本格的に始めたのは今年の4月、放送大学のイタリア語を取ったのが始まりだ。しかしこれだけでは到底わからなかったので、「本気で学ぶイタリア語」と「4・5級突破」中古本を購入し、これらで学習を進めてきた。
検定は10月初めなので、本格的に学んだのはちょうど半年ということになる。しかしほとんどの方が仕事をしながら勉強していると思われる中、私はほぼ学生のようなもので時間がたっぷりあった。なので言い訳できないな、絶対に落とせないなと思っていた。
途中何度も挫折しそうになりつつ、それでも立ち直ってきたのは、ひとえにイタリア語がおもしろいという気持ちがやっぱり心のどこかであったからだと思う。
これだけ時間がたっぷりあって5級にすら受からないのだったら、もうやめたほうがいいと言われているのだと捉えようと思っていたけれど、どうやらまだ進みなさいと言ってもらえているようだ。
みなさんのブログなど拝見していると、「過去問の3~5級が一冊にまとめられているということは3~5級は一気に狙えるという意味では!?」ととても前向きな捉え方をされている方がいらっしゃって、刺激を受けた。
もともと来年の春季検定は4級を受験しようと思っていたけど、3級を受けるつもりで勉強すればきっと4級の力はついているだろうと信じて、3・4級併願のつもりで引き続き学習を進めようと思う。
(言うて5級落ちてたら恥ずかしいな…!)