その昔、私は琴線を「ことせん」と読んでいました。「きんせん」と読むのだと知ったとき、何かがっかりする感じがあった。
「こと」という楽器名に情緒を感じていたのと、「金銭」という言葉のどこか浅ましい印象のため、かもしれません。
昨日のブログでこの言葉を使ったのもあってなんとなく検索したら文化庁のホームページがヒットしたんだけど、なんかいろいろおもしろそう。
🔗文化庁
今後の暇つぶし、気分転換に読んでみたい。
文化庁なんて日頃ほとんど意識することがないけど、私にとっては今はなき河合隼雄大先生が長官を務めておられたのが最大の印象ですね。
最後はどんなだったかと検索したら、脳梗塞で倒れたまま任期満了で退職し、そのまま逝去されたのだそうだ。そんで最期は天理市の病院だったとのこと。知らなかった。
河合先生、魂の世界はありましたか。そちらから見て今の人間社会はどうでしょうか。
いつでもひょっこり戻ってきてあの笑顔でみんなを笑わせてくれそうで、でももう15年も経つんだなあ。
あんな偉大な人には、今回の人生だけではとうてい追いつけそうにないけれど、心の指針の一人として精進します。いつか河合先生が存命中、心理学ではない精神世界を本当はどう見ていたのか探ってみたいです。