N-moca LIGHT

Everything should be okay because YOU ARE ALIVE.

犯人はディランでした

ビートルズの最後の新曲が出る前のこと、ビートルズ関連の書籍が新たに発売されると知り、本屋に探しに行った。その本は置いていなくて、ならば他に何かと見てみたら、これ見よがしにこの本が置いてあるのを見つけた。

「これ見よがし」とは本屋の意図ではない。サポート(守護霊団)の意図である。「お前が読むべきなん今から買おうとしてるやつよりどう考えてもこれやろ」と言われているかのようであった。

まったく買う予定がなかったしこういう本が出ていることを知りもしなかった。まだ新しい本なので買おうと思えばしばらくは買えそうだ。しかし目的の本はなかったし、アコースティックギターマガジンもなかったし、いつでも買えると言いつつ買えるとも限らないし、たしかに私が読むべき本だろうと思ったので買ってきた。今少しずつ読み進めているところ。

私がビートルズの歴史や背景について知りたいと思っていることの一つが、ドラッグとの関わりについて。

ドラッグに関しての個人的な意見としては、これまでいろいろ見聞きしてきたなかで、アルコールが容認されている社会で覚醒作用目的での大麻の使用を厳格に禁止しているのはちぐはぐな感じがしている。法律で禁止されているものなので私は手を出さないけど、今私がおもに聴いている音楽のジャンルと深い関わりがあって、それとその時代の音楽は切り離すことはできないものかもしれず、そうすると現代の音楽とも切り離すことができないということになり、一概に切り捨てるような見方はできないと思っている。

ビートルズはそもそもの始まりがアイドルだったわけで、そこからどういう背景があってドラッグや宗教が絡んできたのかへの関心は強くある。

この本によると、最初にビートルズにマリファナを教えたのはボブ・ディランだったそうだ。なんというか、ディランだったからハマったのかもしれないとも思う。じっさい本文にこう書いてある。

マリファナを吸うのはかっこいいことのように思えた。何よりも、彼らにマリファナの洗礼を与え仲間に引き入れたのは、ロック・カルチャーの新しい聖なる予言者、ディランなのだから。

クラプトンもまだ深掘りできていないのに、ディランまで登場してしまった。ディランも聴かねばやなあ。。

[2023-11-06 14:40]