N-moca LIGHT

Everything should be okay because YOU ARE ALIVE.

徒然日記:2024/03/20

平日は仕事がなくてもいつ仕事を言われるかわからないってことでじつはなかなかやりたいことに集中できない。

てわけで今日は午前中に前からやろうと思っていた、占い師ごとの「月」についての読み方まとめをやった。結論としては「月」はインナーチャイルド、無意識でやってしまう癖とかぼーっとしている時に出る自分、どういう状況だと心が安定するかとかを表す、というのが占星術一般における解釈。(愛先生のように特殊な解釈をする占い師もいる)

出生図において月が山羊座にある(私)ということは、子どもの自分に戻りにくいということを示し、人前でわめいたり騒いだりすることを恥じる性格。自分がそれをできないので他人に対してもそういう行為を「はしたない」として切り捨てがち。それがじつは価値観の押し付けに過ぎない、ということを学んできたここ数年だったと思う。

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「価値観の押し付け」というのもまた難しい問題で、たとえば恋愛においては押しが強い相手でなければなかなか発展しなかったりするということもあって、それ自体必ずしも悪いこととも言えない。でも誰だって自分の主張を押し込めて誰かの主張に合わせるのは面白くないし時にはつらい気持ちになることもある。そのうち自分の本音がわからなくなる、なんてこともザラにある現代では、「価値観の押し付け」になっていないか留意することは大事じゃないかな、とツイッターを見てて思った。

ツイッターは「肥溜め」とか言われることもあるけど、実際に肥溜めが使われていた時代にも他所の肥溜めをわざわざ荒らしに行ったり勝手にどこかに撒いたりお前ンとこの糞はどうのこうのもっとええもん食えやとか言うようなことはそうなかったと思われ、そう考えると「肥溜め」以下、という評価が正しいのかもしれない。

しかし「便」はからだからの「便り」などと言われるようにそこに本質が隠れていることも事実で、気軽につぶやけるけどそれに対する反応は自分のアカウントでしか見れない、みたいなサービスになればもうちょっと気楽に使いながら社会の深層が浮き上がる有用な存在になるんじゃないかな、とか思った。

お目汚し失礼しました。

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午後からは、長らく放置していたクラプトン自伝の続き。デレク・アンド・ザ・ドミノスから。ドラッグにハマっていたいちばんヤバい時期と思われる。

時代が黙認していた空気とかあったと言っても、味のある音楽を裏付ける体験とかは清廉潔白な一般人には到底手を出す勇気もなく、音楽とはもしかしてそういったギリギリの経験をしている音楽家を通して表現された音楽で疑似体験することに利用されてきたのかもしれない、などと考えた。

Skrillexにハマっていた頃、よく「これは合法ドラッグやな」と考えたものだ。あのなんとも表現しがたい高揚感、もっと欲しくなる感じとか、聴きすぎるとそれでは物足りなく感じとか、音楽だから許されているけどそれを身をもって体験しているのがドラッグ経験者で、そこに足を突っ込みたくはないけど法律で許されている疑似体験的なものとして求めている感じが当時の私にはあった。Skrillexもといソニー・ムーア氏がドラッグを活用していたかは知らないけども。

クラプトンの書きぶりにおいてはまあそれはちょっと自伝でご自身でお確かめくださいってなもんで、ジョージ・ハリスンにしたって晩年、先頃の "Now and Then" でリリースされたビデオなどから感じる「クリシュナに敬虔で頑固な堅物親父」みたいな印象からは想像しがたいほど自由奔放だったんだなあ…世界的スターって本当にやりたい放題だったんだなあ…と思わせる。

ある意味でクラプトンはその時代の生まれで正解だったのだろうと思う。出自としては恵まれなかったとはいえそれが悪事の背景として容認されるわけでもなく、クラプトンが成長過程で影響を受ける音楽が同じでも、生まれる時代が違うだけでその生き方に対して激しくバッシングを受けミュージシャンとしての名声に傷がついていたのではないかと思う。

今読んでいるところではまだ完全にドラッグと縁が切れていないようすで、ここからどんなふうに更生していくのか楽しみにしている。

これを読んでいたら昼間から飲んだくれていることの何が悪いんだろうという気になって、まだ日も暮れていないのに焼酎お湯割り既に2杯めの私です。

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ツイッターのおすすめは数日前からあまり見ないように気をつけてるんだけど、今日はアクセスしたと同時に小牟田さんのツイートが表示された。曰く、フェスにLOSTAGEが呼ばれないとはフェス関係者どないなってんねん、とのこと。頭の中でいろんな言葉が湧いてきたけど黙っておくことにした。それこそ価値観の押し付けなのでね。ともあれそんなふうに愛されているというのは、バンドにとって喜ばしいことであることには違いないね。気持ちはわかる。

私はね、LOSTAGEが売れようが売れまいが知名度が上がろうがどうだろうが販売数がどうだろうがYouTubeの再生回数がどうだろうがどうでもいい。どうなっても私はそこに関与できないから。だけどメンバーが本当の意味で満足できる活動をしてほしいと思ってる。それはずっと思ってる。もしもう無理だなと思ったなら活動を止めることも、もっと売れるように宣伝とかに励むことも、メンバーの意思次第だし周囲がとやかく言うことではない。私はただただ見守っている。見守っているよ。どう思われてるか知らないけど。

いいちこお湯割りはおいしいね。(3杯目)

[2024-03-20 17:15]