上記記事にも書いた通り、ニトリのマシュマロタッチふんわりもっちり枕はその名の通りのマシュマロタッチふんわりもっちりで、抱き枕にするにはちょうどいい感触なんだけど熟睡用とするには私には合わなかった。
結局しばらくヨレヨレの王様の枕を使い続けていたけど、いい加減嫌になって改めて買い直すことにした。
王様の夢枕にしておけば間違いないような気もするけど、やっぱり今の私には価格的にちょっと手を出しにくい。ニトリは枕の種類が豊富にあるので、やはりニトリで買うことにした。
ふんわりもっちりでは心もとないとなると、やはりやや硬めが良いということになる。あれこれ考えた末、こちらの商品を買うことに決めた。
枕が問題となるのは硬さと高さ。(言葉遊びのようだな)
高さが10ヵ所も調整できるとなると、高さの問題はないも同然ではないだろうか。個人的には硬さのほうが問題の気がする。この枕はパイプ、そばがら、ラテックスの3種類があって、使用感すら好みで選べるとなるともはや文句のつけようがないと期待が高まる。
パイプ枕は遥か昔に使ったことがあって、別段不具合を感じたことはなかった。そばがらはなんとなくのイメージだけど、天然素材なので長期使用することを考えると最も短命なような気がする。ラテックスは硬さは「ふつう」と表示されているので、ふんわりもっちりで失敗したと感じた私には合わない気がする。というわけでパイプ枕を選んだ。
買ってきてさっそく中の調整シートを取り出してみた。私は横向き寝の態勢が多くて、そのときに枕の存在感をがっちり感じたいタイプ。なので両端高くて中央が沈む感じが最適。
もしかしてもっと合う調整があるかもしれないけど、なんとなくで中央の中材を3つ取り出し、ウレタンシートを戻して使っている。
正直なところ、使った感想として「これはいい!」「感動的!」みたいな感じはしなくて、「うんまあ悪くないかも」みたいなかなり漠然とした好印象なんだけど、この枕にしてから毎日起きたら6時を過ぎている(アラームはかけない派)ので、それなりに熟睡しているってことだと思う。
使う日数が経つに連れその感覚がじわじわと増してきて、今これを書いてる時点でちょうど一週間使ったことになるけれど、とうとう「これはいい枕ですよ!」と喧伝したい気持ちが抑えられなくなった。
音楽でいうところのスルメ作品みたいな感じかもしれない。次ヘタるのは10年後とかだと思うしその頃に枕事情がどうなってるかはわからないけど、5000円でこのクオリティならまたこれを買いたいと思わせる、じわじわと愛用品に昇格した素晴らしき枕であった。
なお王様の夢枕を試したわけではないので比較して貶める意図はございません。お財布に余裕のある方はそちらの選択肢も検討されてはと思います。
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