親が墓の掃除に行くけど行けるかと言うのでついていったら、それより家の周辺の木の剪定が大仕事だった。
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畑に柚子の木があって柚子がいっぱいなっていた。高枝切り鋏で取るという。なぜだか渡されて親はどこかに行ってしまった。仕方がないのでが半分、興味津々半分(変な表現だけど)で、初めて高枝切り鋏を使うことになった!
初め、ハンドルをいくら握っても刃先が動かない。メンテしてないんじゃないのー?と思いながらちょろっとついている泥を払ったりしつつ、あれこれ触っていてようやくわかった。
どうやら安全のため、ポールをすべて収納している状態ではハンドルを握っても動かないようになってるらしい。ポールを伸ばしたら無事動いた。
ただの鋏とは言え結構コツが必要で、まず手が届かないほどの場所に実がなってるということは、手元と実までの間に枝やら葉っぱやらあるということだ。そして鋏なので枝に対して垂直に当てないと切りづらい。枝葉の邪魔が入ってくると、このポジショニングが難しい。
そして柚子の木って棘がすんごいのだ。レモンも棘があるけど、柚子はさらに尖っている。
それから遠いのではっきり見えない。枝の状態によってはスパッと切れなかったりもする。
いろいろありつついくつか収穫できた。いつぞやにテレビで見たように、切った実をつかんだまま足元に下ろすこともできた。時々は切った瞬間に落ちてしまった。まだまだコツはつかみきれていないけどおもしろかった。
その後、父が柚子の木を切りに来た。先言ってよと。苦笑。切ったあとの木についた実を母が収穫していた。
***
父が木を切りに来たので私は退却して、お母さん何してんかなー思ったら別の場所で木を切っていた。
ちょっと前に母が「小さいチェーンソーを買った」とはしゃいでいたのを思い出した。現物を見るのは初めて。
ところがチェーンソーで木を切ったはいいけど蔦が絡まって倒れないという。それで手伝っているうちに私がチェーンソーを使ってみることになった。
こちらは高枝切り鋏のように原始的じゃないので難しい!私は簡単なDIY作業でも電動ドライバーは使わず手でドライバーをネジネジしたい派。もちろんだからこそ簡単なことしかできないんだけど。
どうも電動工具は緊張する。手元にボタンが2つあって、ココを押しながらココを握る、と言われてやると、確かに動いた。
木に当てると反動がすごくて、「めっちゃ切れて気持ちいいなー!」みたいな感想が出てこない。コツが結構いるみたいで、しばらくやってるうちにとうとう切り目に食い込んで外れなくなってしまった。
そのうち母が戻って来たので「ごめーん壊したかもー」と言いながら選手交代、母も苦戦しつつどうにか外れてほっとした。
南天のような赤い実がなっているこちらの木もかなり大きい棘がある。検索したけど結局何の木かよくわからない。それにしてもあっちもこっちも棘だらけの家だ。
【まとめ】
高枝切り鋏はハンドルと刃の間にポールがあってそれなりの機構が仕込まれているとは言えアナログで、まだ使いやすい。
ミニチェーンソーは慣れるまでちょっと練習が必要と感じた。もちろん電動であっという間なので、慣れたらノコギリでやってられなくなるかもしれない。
今の私はまだノコギリのほうが好きだな。何がどうなっているかを自分で把握できている安心感がある。
件の木も結局最後は父がノコギリで切っていた。やはり工具や道具というのは、基本はアナログなのだ。電動ドリルは自分用のを買おうかなーって考えたことは何度もあるけど、チェーンソーはあんまり好きじゃないな。なんつーか、荒っぽい奴って感じであった。
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