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Everything should be okay because YOU ARE ALIVE.

N-moca十大ニュース【2022総括】

一年を締めくくる大晦日、私が住んでいる地域は穏やかに晴れていて気持ちがいい。

もし夜に道が凍らなさそうだったらLOSTAGEのカウントダウン行っちゃおうっかな、と思ってたけど、どうも身体さんから
「マジっすか?」
「自分の年齢わかってます?」
「帰宅したら何時かわかってます?」
「過去に無理してどうなったか覚えてます?」
という声が聞こえる気がするので、諦めて例年通り静かに過ごそうと思う。

私の大晦日は湯船に浸かっている間、近所にあるらしい寺から響いてくる鐘の音を聞きながら幕を閉じるのが恒例である。趣があって好きな時間だ。近年はコロナのせいなのか苦情があるのか、あまり聞こえなくなったので寂しい。今年はどうだか楽しみでもある。

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さて、今年もいろいろあった。代わり映えしないと言ってもやっぱりいろいろあった。順位は付けずに10項目で今年を振り返ってみよう。

まずはしんどかったこと、辛かったことから。

1.伯父他界に伴うゴミ屋敷掃除

何と言ってもやっぱりこれがいちばん大きかった。体力的にも精神的にもきつかったし、まだ墓やら家やらあるのでこれからも続くこと。
台風の日の普通じゃない一日 - N-moca : Life Diary


2.イタリア語検定を欠席した

ゴミ屋敷掃除にすべての責任を押し付けるのはちょっと都合が良すぎるかもしれない、しかしともかく体調を崩したのは事実で、そのせいでイタリア語検定を棄権した。
結局試験は受けなかった - N-moca : Life Diary


3.コロナ様風邪自宅療養

体調を崩したと言えば、秋の混雑する京都に出かけ歩き回ってどっと疲れたあと、いきなり発熱した。病院で検査するかギリギリまで迷い、結局親の協力を得て、ひたすら引きこもって療養した。この判断は間違っていなかったと固く信じている。私の働き方がそれを許した面は大きい。
ついにアイツにやられたかもしれない - N-moca : Life Diary


4.日航機墜落事故について詳しく知った

もう長いこと日本政府の欺瞞には嫌気がさしているけれど、それでもこの件はあまりにも重かった。人間の命の軽さ、一人の人生が与える影響の大きさ、考えるべきことが山ほど詰まっている事件だ。
2022年8月が終わる前にどうしても書いておかなければいけないこと - N-moca : Life Diary


5.ツイッターと距離を置いた

まだアカウントは消していないけど非公開にした。私にとってツイッターは迷いの元凶だった。わかっているけどすがっていたいものでもあった。通報された、というのもお知らせの一つだっただろうと思う。じっさい通報した本人がどういうつもりだったかはわからないけど、この件で私がツイッターの使い方を考え込んでしまったのは間違いない。そして最終的にうまく使えず閉じてしまった。今後どうするかは未定。
Twitterのこと-2022年の瀬 - N-moca : Life Diary



続いてよかったこと、うれしかったこと。

6.サマソニでManeskinを観た

音楽サブスクでイタリアのヒットチャートをよく聴いていた頃は、そこに並ぶアーティストのライブを観ることはまあないんだろうなと思っていたら、あちらが世界的ヒットを果たし日本に来てくれた。夢みたいだ。その上、長い間ライブで声を出すなんてタブーだったのに、それを素知らぬ顔で破ってくれた。
Maneskinのライブを見た@サマソニ大阪2022 - N-moca : Life Diary


7.とうとうF.A.Dに行った

LOSTAGEが好きならNEVERLAND、FANDANGO、F.A.Dでしょう?って感じだけど、F.A.Dは横浜なのでなかなか行く機会がなかった。その背中を押してくれたのは、ゆうらん船だった。五味さんが対バン相手に希望したという話を聞いて、ますます来てよかったと思った。
とうとうF.A.DでLOSTAGEを観た - N-moca : Life Diary


8.自分のために愛用品を買った

独身で仕事も親の手伝いなので社会にあまり貢献できていない、という気持ちが大きくのしかかっていて、その分寄付でまかないたいと思っていた。だけどもやっぱり私の人生でいちばん大切なのは私で、他の誰かのためにお金を使うことも悪いことではないけど、自分が心地よくなるために使うのが先でいいんじゃないか。

今年買ったものは、シャワーヘッド、枕、徳利にお猪口、土鍋、といった地味ながら日常生活を心地よくしてくれるものから、PC、プリンタ、高級キーボードにマウスと仕事の必需品まで。
mouse computerが届いた - N-moca : Life Diary


9.仕事の環境が大きく変わった

PCを買ったことも一因だけど、父の仕事用PCが故障し新しく購入したことがきっかけで、私の私用PCに仕事のソフトをインストールしてもらい、仕事がほとんど自室でできるようになった。おかげで引きこもりが加速した。
特別な満月【2022年11月】 - N-moca : Life Diary


10.運動していないのに痩せた

朝食をコーヒーと果物だけ、昼食はごはんと味噌汁と納豆とか、夕食は好きなように食べる、ただし食べ過ぎ注意な生活をしていたら、もう履けないのか…と諦めていたジーパンがまた履けるようになった。すごい。やっぱり結局食事なのだ。

だけどポイントは、その食生活を我慢して続けるのではない、というところで、そういう意味ではやっぱり結局メンタル管理と言えるかもしれない。体調が良いことを実感し、そうすることが自分にとっては良いことだと感じるから続けられる、という境地に立たないとただ辛いだけだと思う。

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それからじつは私にとっていちばん重要なこと。

今まで特定のアーティストやバンドを特別に応援してきて、その都度それなりにファンの友だちができたりしていたけど、結局最後はどのバンドも自分の気持ちが煮詰まって聴けなくなり、果ては彼らの音楽を受け付けなくなり、当然ファン友ともギクシャクして疎遠になる、というパターンを繰り返してきた。

それをずっと変えたいと思っていたけどやっぱりまだ怖さがあったので、LOSTAGEはファン友を作らずここまで来た。そのせいでLOSTAGEのコミュニティにうまく馴染めていないということもたしかにある。

この5年の間いろいろあったけれど、それでも自分にとってちょうどよい距離感を模索しながら、今でもやっぱりかっこいいバンドだなと思えている。彼らの音楽が好きだと思うし、それ以外のいろいろに惑わされてその感覚を失いたくないと思う。ずっとそう思いながらバランスを取ってきて、この大晦日でどうにか望む道に着地できたんじゃないかなと思っている。

これからは親戚のおばちゃんくらいの感じで見守っていきたい。今はとにかく新作が発表されること、そして私が無理せずに行けるライブを楽しみにしています。

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今年はロシアが戦争を始めて結局終わらなかったし、安倍さんは銃撃されるしターリバーンはアレだし物価高だの異常気象だのなんだのと世界が一気に暗さを増した気がする。事故や災害で大勢が命を奪われるということもあったけれど、それでも生きている人たちはいるし、みんなそれぞれにしぶとくやっている。

きっと今は地球のターニングポイントなだけで、未来もずっと暗いと決まったわけじゃない。そのターニングポイントがいつまで続くかはわからない。私自身のターニングポイントとしてもまだ途中な感じはする。来年はまだそう心軽く活発にとはいかないかもしれないけれど、とにかくしぶとく生きていれば良くなる可能性はあるのだ。

可能性がある、それ以上の希望の光があるだろうか。可能性がある、ならそれで十分なのだ。

Everything should gonna be okay because YOU ARE ALIVE.

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ブログに日記をつけていると振り返りに便利だ。なんでもかんでも書けるわけじゃないので、逆に整理されて振り返りもしやすかった。来年も続けようと思う。

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